執筆者:末良 真里奈
vol.37
La Mamounia
皆さん、こんにちは。
ゴールデンウィークも終わり、少し暑くなってきました。前回と前々回は、イギリスのホテルについてご紹介させていただきましたが、今回はアフリカ大陸、モロッコのホテルについてご紹介させていただきます。
モロッコ。。というと、日本人の方にはあまり馴染みのない国かもしれません。
私も6年前、イギリスに住んでいた頃に初めて訪れたのですが、ヨーロッパでは感じられない、エキゾチックで活気のある雰囲気。そして見るもの全てが新鮮で、とても楽しかったのを覚えています。ホテルから空港に向かうタクシーの中で、今回ご紹介するホテルの前を通り、いつか絶対ここに泊まる!と心に誓ったホテルに、ついに泊まる日がきたのです。
そのホテルは「La Mamounia(ラ・マムーニア)」
モロッコ・マラケシュを代表するラグジュアリーホテルで、1923年開業。モロッコ建築とアールデコ様式を融合したデザイン、広大な庭園、歴史的な格式で知られ、ウィンストン・チャーチルやイヴ・サンローランなど多くの著名人に愛されてきました。
2018年には『Condé Nast Traveler Readers’ Choice Awards』で「世界No.1ホテル」「アフリカNo.1ホテル」を受賞。また、2025年にはTRAVEL+LEISURE「ワールド・ベスト・アワード2025」において、モロッコ唯一の殿堂入り、さらに、ミシュランガイドが新たに設立した宿泊施設の格付け制度「MICHELIN Keys(ミシュランキー)」において、モロッコのホテルで2 軒のみが獲得した最高評価である 「3MICHELIN Keys」 を受賞しました。現在でも「モロッコ最高峰のホテル」の一つとされ、豪華なスパ、庭園、レストラン、そして“宮殿のような滞在体験”で世界中の富裕層・セレブリティから高い支持を受けています。
そんな夢の様なホテルに、今回は2泊3日で滞在をしてきましたので、じっくりとご紹介させていただきたいと思います。
ロンドン・スタンステッド空港からマラケシュ・メナラ空港までおよそ4時間。
空港に着くと、ホテルのサインボードを持ったスタッフさんがすぐにエスコートしてくださり、ホテルカーでホテルへ。

今まで、たくさんのホテルカーを見てきましたが、ポルシェだったのは初めて!
空港からホテルまではおよそ15分。
やってきました。私のドリームホテル、ラ・マムーニアに到着です。

重厚感があり、異国を感じさせるロビーエリア。


中庭では、ピエールエルメのケーキと、お茶を楽しむ方々が。

外に出ると広大なガーデンが広がっており、マラケシュの街中を感じさせない、都会のオアシスが広がっていました。


早速、外のテラスでモロッカンミントティーをいただくことに。

高いところから注ぎ、泡を出すのが特徴です。
お昼は著名シェフ、シモーネ・ザノーニ氏がプロデュースする高級イタリアンレストラン、L’Italien par Simone Zanoniでいただきました。



自家製のフォカッチャから始まり

前菜は生海老のカルパッチョ風

白身魚のカルパッチョはありますが、エビは初めて。リピートしたいくらい美味しかったです。
メインは薪焼きタコ

少しスモーキーで、ポテトと一緒に食べれると、手が止まりません。
可愛らしいゲストが隣の席に。

室内・ガーデン共に、猫がたくさん!この様に椅子に座ったり、プールサイドで寝ていたり、餌を食べていたりと、自由気ままに生活していました。ラ・マムーニアに住めるなんて、幸せな猫たちです。
さて、ランチの後は館内散策です。ホテルのどこを切り取っても、とにかく可愛い。




アフリカ大陸では一店舗のみの、ピエールエルメ。


室内プールとジャグジーは、まさに夢の様な造り。


もちろん屋外プールもあります。

これまでに世界中のセレブ達がステイをしてきました。

15時になり、お部屋の準備が出来たとのことなので、早速。
今回私がステイしたのは、「パークエグゼクティブスイート」。およそ65平米の、一人では充分すぎるくらいのスイートです。


リビングルームとベッドルームに分かれており、どこもデザインが可愛い!


そしてベッドルームの横には、広々としたバスルームが。




バスアメニティーはラ・マムーニアオリジナル。


柑橘系の、サッパリとした良い香りでした。
リビングルーム、ベッドルームどちらにもテラスが。


中庭を眺めながら朝食なんていいですね。
このモロッコらしいデザインは、どれだけ見ても飽きません。

夕方になると、これまた可愛らしいワインがお部屋に届きました。

少しだけいただいてから、ディナーの時間です。
ディナーは、モロッカンレストランのLe Marocain(ル・マロカン)でいただきました。この日は幸いにもそこまで暑くなく、涼しい風が吹いていたので、テラス席で。

メニューは担当してくださった方のおすすめをいただくことに。そしてチョイスしてくださったのが、モロッカンサラダのセレクションと、ロブスターのパスティラ(伝統的なパイ料理)。

色鮮やかで健康的。味付けも、日本では馴染みのないようなスパイスがたくさん使用されていました。そしてロブスターのパスティラ。これはもう美味しくないわけがないですよね。

ここで注目していただきたいのが、サラダセレクションの中心にある、白くてオレンジっぽいもの。これは何だかわかりますか?実はこれ、ラム(羊)の脳みそなんです。
羊の脳みそを食べる!?私も初めそう思いました。
無駄なく命をいただく文化の一部として親しまれている珍味のようで、特にマラケシュでは屋台でも食べれるとのこと。
出していただいたからに挑戦してみようと思い、パクリと一口。
白子のようにクリーミーでふわっとした柔らかい食感。味は、スパイスと絡まっているので、そこまで強い味はなく。またひとつ、新しい経験を積みました(笑)
メインはチキンのタジン鍋。

レモンとオリーブ、そしてスパイスと共にじっくりと煮込まれたチキンは、ふわっふわで、簡単に骨が取れるほど。モロッコに来たからには、はずせない料理ですね。
もうお腹いっぱいだから何も食べれない〜と言いつつ、デザートは別腹。

柑橘系のフルーツに、レモンとバジルのシャーベットがのった、ディナーのフィナーレにぴったりなデザートでした。
そしてディナーの最中には、ライブミュージックが。

美味しい料理とエキゾチックなミュージックは、最高な1日目の締めくくりとなりました。
すっかりと日も暮れ、より一層幻想的な世界に。




どこをとっても絵になる〜!と、一人で大興奮。一日目は早めの就寝です。
二日目の朝。この日は朝食を食べてから街に行こうと思い、少し早めに起床。
美しいガーデンと象徴的なプールを眺めながら朝食がとれる、Le Pavillon de la Piscine(ル・パビリオン・ドゥ・ラ・ピシン)にて。

広々としたビュッフェエリアには、サラダからペストリー、フルーツが綺麗に陳列しており、メインの卵料理はテーブルでオーダーします。


私はホワイトスクランブルエッグとサラダ、フルーツをいただきました。


朝からこれだけ食べたら、消費しなければ。ということで、ホテルから旧市街地まで歩くことに。

ホテルの方には15分くらい。と教えていただいたのですが、新しいものを見ている時、時間は一瞬にして過ぎます。マーケットでは、店員さんに言われた価格の半額を狙って交渉。と、ドライバーさんに教わっていたので、価格交渉を見事に成功し、地元のアーティストの方が書いた絵を3枚購入。


5時間程街散策をして、ホテルに戻ってきてすぐ、洗練された雰囲気のLe Bar Majorelle(バー・マジョレル)にて、カクテルをいただきました。


ラムベースのあっさりとしたカクテルLe Luzy。美味しくて二杯目も飲みたい。と思ったのですが、アルコールが後から回ってくるので、ご注意を。(私だけかな?)
そしてディナーは、世界的なシェフ、ジャン-ジョルジュ・ヴォンゲリヒテン氏が手がける高級アジア料理レストラン、L’Asiatique par Jean-Georges(ラ・アジアティーク・パー・ジャン-ジョルジュ)にていただきました。


こちらでも、全てのチョイスをスタッフさんにお任せ。
日本、タイ、ベトナムを融合させたメニューで、出てきたものはマグロのタルタル、クリスピーサーモンのお寿司、黒胡椒で炒めたエビ。そしてメインは、鱈の西京焼き、アスパラガスと椎茸に、ネギと生姜のフライドライス。



和食を食べているのか、中華を食べているのかわからなかったですが、味付けもしっかりとしていて美味しい。海外旅行に行くと、だいたい5日ほどすると無性にアジア料理が食べたくなりませんか?ちょうどその時だったので、お腹も心も満たされました。
既にすごくお腹がいっぱいだったのですが、デザートもいただいてしまいました。(そしてもちろん、ミントティーも)


ちなみに二人からだと、北京ダックもある様で。北京ダック食べたかったな〜〜。それは次回のお楽しみということにしておきます。
さて、三日目になり、涙の最終日となりました。
この日はまだトライをしていない、ルームサービスで朝食をいただくことに。前日にルームサービスのメニューをしっかりと記入し、ドアノブにかけておきました。そうすると、時間通り朝7時に朝食が届きました。

テラスはまだ寒かったので、外を眺めながら優雅な朝食を。ぜひ二日以上ステイしていただき、一日はレストランで、もう一日はルームサービスでゆっくりと朝食を食べてみて欲しいです。
そして空港までは今度はポルシェではなく、レンジローバーで。ポルシェとはまた違う快適さがありました。


いかがでしたでしょうか?
私のドリームホテル、ラ・マムーニア。モロッコにはたくさんのラグジュアリーホテルがありますが、ここは別格です。ステイをしてみたらわかるはずです。
ヨーロッパでもアジアでもなく、アフリカ大陸。
少しハードルが高いイメージがありますが、モロッコは挑戦しやすい国だと思います。
次は少し足を伸ばして、ラ・マムーニアにステイしてみるのはいかがでしょうか?


































