執筆者:末良 真里奈

vol.17
W Hotel Melbourne

さて、今回はメルボルン旅行の3日目、いよいよ最終日のホテルをご紹介します。
これまでの2つのホテルとはまたコンセプトが違う、ライフスタイルホテルです。

Wホテルはこれまでにロンドン、大阪と2ヶ所にステイした事があるのですが、どこも同じで外観からすぐに、あ!ここだ!とわかる、派手な造り。

Wホテル メルボルン

そうです。今回はWホテル メルボルンについてご紹介いたします。

もともと予定していた日よりも1年遅れの、2021年2月5日にオープンしました。
全294室と大きめのホテルの中には、モダンオーストラリアンのLOLLO、エスプレッソにチーズ、デリの様なカジュアルに使えるCULPRIT、おまかせスタイルの日本食WARABIに、バーのCURIOUSと、合計3つのレストラン+バーがあります。

フロントもかなりのインパクト。

Wホテル メルボルン

普通のホテルでは”コンシェルジュ”であろうこの部署の名前は”Whatever”

Wホテル メルボルン

遊び心が溢れかえっています(笑)

今回私がステイしたお部屋は、Wonderful Room。

Wホテル メルボルン
Wホテル メルボルン
Wホテル メルボルン

いやー、やっぱりパーティー感が強いですね。やっぱりちょっと落ち着かず、逆にソワソワしてしまいます(笑)

ミニバーエリアも、自分でシェイク出来るようにレシピまでしっかりと用意されています。

Wホテル メルボルン
Wホテル メルボルン
Wホテル メルボルン
Wホテル メルボルン

バスルームまでもがかなりド派手。バスアメニティーはMOMOというブランドを使用していました。

Wホテル メルボルン
Wホテル メルボルン

ルームキーも、カバンの中で無くさないくらいのビビッドピンク。

Wホテル メルボルン

ウェルカムアメニティーは特になかったのですが、ホテルマネージャーからの手紙と、CULPRITにてワインとチーズの盛り合わせをいただけるという招待状をいただきました。

Wホテル メルボルン

そして早速CULPRITへ。

Wホテル メルボルン
Wホテル メルボルン
Wホテル メルボルン
Wホテル メルボルン

お肉屋さんに来たのかと思う様なショーケースと、ポップでイタリアンなデザインの店内。

ワインカクテルとシャルキュトリーをいただきました。

Wホテル メルボルン
Wホテル メルボルン

そして、オープン前のバーにも行ってみました。

Wホテル メルボルン
Wホテル メルボルン
Wホテル メルボルン
Wホテル メルボルン

何なんだ、このセンスの塊は。。派手さの中にもエレガントさがあり、惹かれるデザイン。
リッツやフォーシーズンズとはまた一味違うラグジュアリー感がWホテルにはあります。

そして公式ホームページやインスタグラムで何度も目にした、あのプール!!

Wホテル メルボルン
Wホテル メルボルン
Wホテル メルボルン

遊び心が溢れ過ぎている。。かなりのインパクト!何の為にあるのか分からない謎の巨大なリンゴ。どこにでも現れるWの大きなモニュメント。そしてこのライトアップがまた良いですね〜

 

夜はマリオットのエリートメンバーの為に毎週水曜日に開催される、マネージメントメンバー主催のカクテルパーティーに招待していただきました。
バンケットスペースに、次から次へとアルコールとフィンガーフードが並び、ホテルマネージャーをはじめ、様々な部署のダイレクターとお話しする事が出来、とっても有意義な時間を過ごす事が出来ました。


Wホテル メルボルン
Wホテル メルボルン

先ほどのシャルキュトリーとこちらで頂いたフィンガーフードでもうお腹が膨れてしまい、夜ご飯は食べられませんでした(笑)

もちろん館内にはジムも備わっています。
夜なので景色はありませんが、充分なジム機材が備わっています。
プールの近くからバルコニーに出る事ができ、シドニーとはまた違った夜景を楽しむ事が出来ました。

Wホテル メルボルン
Wホテル メルボルン
Wホテル メルボルン
Wホテル メルボルン

翌日の朝は行きたいカフェが近くにあったので、お散歩がてら朝活をしに。
Wメルボルンから歩いて5分程の場所にある、Saint Marcというカフェへ。
焼きたてのベーカリーに、ひきたてのコーヒー豆の香りが店内に広がる、活気あるカフェ。

Wホテル メルボルン
Wホテル メルボルン
Wホテル メルボルン
Wホテル メルボルン

こちらで、シンプルなクロワッサンとフラットホワイトをテイクアウトしてホテルに戻りました。

 

そしてお部屋のお手洗いを使用した際にふと思ったのですが、便座の蓋が自動で!
あれ?もしかして?と思ったら、TOTOのお手洗いだったのです。

Wホテル メルボルン

これはダイレクター達とのカクテルパーティーで話題に出た事なのですが、なんとこちらWホテル メルボルンのオーナーさんが、日本の企業との事!その為、客室のトイレは全てTOTOの便座を取り入れているとの事。

早速調べてみたのですが日本語のサイトはなく、英語のサイトのみだったのですが、Daishoという不動産会社がオーナーの様で、なんとPark Hyatt Sydney、Moxy Osakaを含む数々のホテルやビルを日本、シンガポール、オーストラリアに計10個も持っているとの事。。
Park Hyatt Sydneyのオーナーは日本の会社だと聞いていたのですが、こうやって調べてみると色々繋がって面白いですね。

 

朝のプールもまた雰囲気が違い、爽やかでいいですね。

Wホテル メルボルン

部屋に戻って紅茶を飲もうと思い、何の変哲もない黒色のマグカップにお湯を注いだら

Wホテル メルボルン

こんなに可愛い絵が浮き上がってきました。何から何まで、遊び心がありますね。

 

さて、フライトの前にメルボルン在住の友達に教えてもらった、有名なフォーのお店に行きました。

Wホテル メルボルン

何とここ、ビル・クリントン元大統領があまりの美味しさに2杯も食べたという、伝説のフォーのお店なのです。
お昼時という事もあり混んでいましたが、回転が速く、15分程並んで中に入ることが出来ました。オーダーと会計は先に携帯で済ませるというシステムで、一番スタンダードのSliced Beefをオーダーして待つ事10分。

Wホテル メルボルン

このお肉のレアな火加減、スープの優しい味に、付け合わせのハーブ。
最高に美味しい!これは2杯食べたのもわかります。
少し飽きてきたら、テーブルの上にあるスパイシーソースを入れると、また違った味が楽しめます。次回メルボルンに行った際は、違う味のフォーもトライしてみたいと思います。

 

いかがでしたでしょうか?
今回はメルボルンのホテルを三本建てでご紹介しました。それぞれの良さがあり、どれが一番良いステイだったのかは決められないですが、3日間あったらぜひ全てトライしてみてください。

また、3つの記事でご紹介したように、メルボルンには有名なカフェがたくさんあります。その為、ホテルで朝食付きのプランにしなくても、街を歩いてたまたま見つけたカフェに入ったりする事ができ、魅力的な街メルボルンをより一層堪能できるかと思います。

次回はゴールドコーストのホテルをご紹介します。
お楽しみに!

 

Profile
Hotel Ambassador
末良 真里奈
好きな時に好きな場所に旅をする。これまでに33ヵ国を訪れた、自称Travelholic(トラベルホリック=旅行中毒)。 “何が一番好き?”と聞かれたら、迷わず”旅行”と答える。
幼い頃から家族でよく海外旅行に行っていた事もあり、気付いたら旅行はわたしの人生に、不可欠なものとなっていた。
世界中を渡り歩き、気付いたら職業までもが「旅行」に関するホテル業界に。世界中から訪れる人々と交流したい、誰もが憧れる様な世界にいたい、という想いをもち、世界各国に展開している外資系5つ星ホテルに就職。京都、ロンドン、東京で約5年間の経験を積み、現在はフリーのHotel Ambassadorとして活躍中。
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