執筆者:末良 真里奈

 

vol.20
Bellustar TOKYO, A Pan Pacific Hotel

 

 

皆さん、こんにちは。

オーストラリアから帰国して今回が初めての、ほぼ一年ぶりの、東京へ行ってきました。オーストラリアの前に、東京には二年半程住んでいたのですが、今回の旅行は四日間という事で、観光客になりきってきました。

私が住んでいた頃はコロナ真っ只中だったので、今回東京に行って驚いたのは観光客の多さ。

円安という事もありますが、どこにいても英語に中国語に、とにかく日本語ではない言語が聞こえてきて、ここは一体どこ!?状態でした。

さて、今回ご紹介するホテルは、今年の5月にオープンし、最近話題になった東急歌舞伎町タワーの最上階の39階から47階に位置する全97室のラグジュアリーホテル、ベルスター東京です。

皆さんはベルスターホテルという名前を聞いた事がありますか?

実は私も今回滞在するまで、聞いた事がありませんでした。ベルスターホテルは、パンパシフィックホテルズグループに属しています。パンパシフィックホテルズグループとはシンガポールを拠点とし、世界31都市でホテルやリゾート、サービススイートを所有・運営しています。

そしてBellustar Tokyoの意味は、ホテルでの滞在・体験がお客様を輝かせ、そして美しい未来へと誘っていくよう、ラテン語の「BELLUS(美しい)」と「STAR(星)」を組み合わせた”美しく輝く星”「BELLUSTAR」というホテル名にその想いを込めたそうです。

まず、新宿駅を出るとすぐに目につくこの神々しい建物。

暫く新宿に行ってなかったのもありますが、こんな近未来な建物ありましたか!?

一面ガラス張りなので、もう空なのか建物なのかわかりません。。

まず、一階の入り口を入ったところには、宿泊者限定のラウンジがあり、こちらでコーヒーや紅茶を無料で提供していただけます。

そして18階にあるロビーまでエレベーターで上がります。もうこの時点で新宿を一望できる、素敵な景色。

エレベーターからフロントまでの重厚感のある廊下を通り抜け  

ダークグレー/ブラックにゴールドを取り入れた、ラグジュアリー感溢れるロビーに到着します。

お部屋は42階のスタジオプレミアのお部屋にステイしました。まず入ってすぐ、奥に広がる開放感ある窓に目がいきます。

かなり広々としたリビングルーム。家具の配置のせいなのか、実際の51~55㎡よりも広く感じました。

そしてウェルカムアメニティーは、フルーツの盛り合わせとチョコレート、そして総支配人からのお手紙が用意されていました。

また、バスルームも広々とした浴槽とは別にレインシャワーも完備されており、日本人にも海外の方にも使いやすい仕様に。

バスアメニティーは、ALL THAT SPA という所がプロデュースをしているBELLUSTARオリジナルの物でした。

そしてアメニティーも、SDG’sに配慮し一切プラスティックを使用しない、木製の物が多かったです。

ミニバーを見てビックリしたのが、こちら。

なんと獺祭が!今まで宿泊したホテルの中で、ミニバーに獺祭を入れている所はこちらが初めてです。特に海外の方には獺祭が人気で、海外のジャパニーズレストランに行くと、大体のお店で提供しています。

ホテルの中には様々なレストラン&バーがあります。

新宿の夜景を眺めながら美味しいお酒をいただける、Bar Bellustar。

モダンフレンチの、Restaurant Bellustar。

そして、お寿司と鉄板のレストランもそれぞれありました。

もうこれだけ館内が充実していたら、外に出る必要もありませんね。

そしてそして!

97室のうち5室はペントハウスなのですが、今回特別に見学させていただきました。

ペントハウスのそれぞれに名前がついており、風(kaze)・鳥(tori)・花(hana)・月(tsuki)・空(sora)の5つがあり、113㎡~277㎡のお部屋の広さです。

お部屋によってデザインも異なり、中にはメゾネットのお部屋もあります。

24時間のバトラーサービスが付き、シェフがお部屋に来てお料理もしてくださるそうです。

お値段も一泊100万円を超えてくるそうで、ゲストの方は主に海外の方だそうです。

こんな素敵なペントハウスに暮らしてみたいですよね~

そしてペントハウスにご宿泊の方限定のラウンジもあります。

ヴーヴクリコもありました!良いですね~!ラウンジのリラクゼーションエリアは、ゲストの方がみえたので控えさせていただきます。

さて、暗くなり42階のお部屋からの写真がこちら。

宿泊して思いましたが、ここは絶対友達でも恋人でも、2人以上で泊まるべきですね。

この絶景&感動を誰かに伝えたくなります。

朝は陽の光で目が覚め、ベットからのこの景色。

そして早くに起きてしまったので、ゆっくりと朝風呂をしました。

朝食はRestaurant Bellustarまたはルームサービスかで選ぶ事ができました。折角なので、ルームサービスでこの景色を見ながら頂くことに。(※前日までのオーダーが必要です)

朝食は絶対に和食派。そして、みてください、こちらのメニュー。

いくらの醤油漬けに国産牛すき煮、鮑に帆立。。朝から贅沢過ぎるくらいのメニュー。

お風呂上がりでぽっかぽかになり、42階からの快晴のビューを見ながらのこちらの朝食。

もうただただ幸せでした。。

そしてまたこの和朝食が美味しくて美味しくて。見た目だけではないんです。

新宿というと、ごちゃごちゃして少し危なくて、、という勝手な印象がありますが、ここはホテルにステイする為だけにまた来たいと思えるホテルです。また、今回は時間がなくて行けなかったのですが、ここのスパ 、SPA Sunyaも次回来た際にはぜひトリートメントを受けたいと思います。

いかがでしたでしょうか?

今回は初めて泊まるホテルグループで、正直期待値がそこまで高くなかったのですが、大大大満足なステイとなりました。また、獺祭や長期ステイも可能なペントハウス、24時間のバトラーサービスなど、海外からの富裕層にも大変喜ばれそうな点が多いので、日本国内のみではなく、海外の友達にも自信を持ってお勧めしようと思います。

次回は久しぶりの海外旅行!そしてトランジットではなく、ちゃんと行くのは約7年ぶりの、香港のホテルをご紹介いたします。

お楽しみに~!

 

Profile
Hotel Ambassador
末良 真里奈
好きな時に好きな場所に旅をする。これまでに33ヵ国を訪れた、自称Travelholic(トラベルホリック=旅行中毒)。 “何が一番好き?”と聞かれたら、迷わず”旅行”と答える。
幼い頃から家族でよく海外旅行に行っていた事もあり、気付いたら旅行はわたしの人生に、不可欠なものとなっていた。
世界中を渡り歩き、気付いたら職業までもが「旅行」に関するホテル業界に。世界中から訪れる人々と交流したい、誰もが憧れる様な世界にいたい、という想いをもち、世界各国に展開している外資系5つ星ホテルに就職。京都、ロンドン、東京で約5年間の経験を積み、現在はフリーのHotel Ambassadorとして活躍中。
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