vol.12
The St. Regis Bangkok
皆様、ご無沙汰しております。2022年11月末にオーストラリアのシドニーに拠点を移し、家探しや仕事に追われ、なかなか執筆の時間がなく、気づいたらもう3月になっていました。
今回ご紹介するThe St. Regis Bangkokは前回の記事、Ritz-Carlton Koh Samuiと同時期にステイしたのでもう3ヶ月以上も前の事になりますが、記憶を掘り起こしながら書いていきたいと思います(笑)
スワンナプーム国際空港から車でおよそ30分~1時間、バンコクの街のど真ん中にセントレジスバンコクはあります。私たちが日本からバンコクに到着したのが夕方だった事もあり、帰宅ラッシュの車とバイクで道路は大混雑。車の横をすり抜けていくバイクに、もうこちらがヒヤヒヤしてしまうくらい。これはバンコクでよくある光景です。
さて、ホテルに到着してそのまま担当の方と一緒にお部屋でチェックイン。お部屋は中華系を思わせるゴージャス感とシックを掛け合わせたデザイン。
セントレジスのサービスの一つに、バトラーサービスがあります。24時間何時に連絡をしても、リクエストに答えてくれるという素晴らしいサービス。100年以上続くセントレジスの伝統的なバトラーサービスの中には、服のプレスサービス(1滞在1人2点まで無料)、ドリンクのデリバリー(コーヒー、紅茶等は無料)、レストランの予約等、様々な要望に応えてくれます。
マリオットボンヴォイのエリートメンバー特典としてついてくるサービスの一つの、ウェルカムドリンクとフィンガーフードをバーで頂きました。
そしてこの日は疲れていた事もあり、早めの就寝。
さて、朝起きてからすぐにバトラーさんに電話をして、カフェラテのデリバリーをお願いしました。起きてすぐにコーヒーを飲みたい私にとって、最高のサービス。
そしてレストランViuにて朝食を頂きました。ビュッフェ形式で、洋食はもちろん、タイの伝統的な料理やタイアイスティー、マンゴージュース、パパイヤ、ドラゴンフルーツ等、タイならではの料理とドリンクが勢揃い。
また、オープンキッチンでシェフがその場で作ってくれるタイオムレツやセンミー、BBQポーク等の料理もありました。
少しお部屋で休憩してから、スパタイム。ホテル内にある、Clinique La Prairie Aesthetics & Medical Spaへ。
リセプションでカウンセリングを済ましてから時間があったので、リラクゼーションエリアで少しゆっくりと。
リラクゼーションエリアには鳥の巣を思わすデザインの個別のベッドや、ジャグジー、水風呂があり、私一人だったという事もあり、とてもゆっくりする事ができました。またこちらのスパ、タイという事もあり、他の国のラグジュアリーホテルに比べてスパトリートメントの料金が良心的だった事もあり、毎日利用させていただきました。そして何よりも技術力が高い。どのセラピストさんに施術していただいても、最高のサービスを受けることが出来ました。スパ好きの私のベスト5に入るスパになりました。ぜひ、体験してみてください。
到着した日は夜だったこともあり、ホテルの写真を撮っていなかったのですが、エントランスには華やかなお花とエレガントな家具が。
また一階には、日本食で世界的に有名なZuma。更に館内には2022年タイのミシュランガイドで初めて一つ星を獲得したDavid Hartwigシェフ率いるIGNIV Bangkok。アフタヌーンティーを楽しめるThe Drawing Roomなど、数々のレストランがあります。
ホテルがバンコクの街の中心をいう事もあり、ホテル外のレストランへも徒歩で行けます。私たちはバトラーさんにオススメしていただいた、セントレジスから徒歩5分のグランドハイアット内にある、You&Meというタイレストランで夕食をとりました。
青パパイヤのサラダ、パッタイと、一押しのカオソーイ。かなり濃厚なスープの中に食べ応えのある鶏肉が入っていて、付け合わせの玉葱や生姜等を入れていただくのですが、これがまた最高に美味しくて、病みつきになります。
またホテルからBTSのRatchadamri駅直結なので、雨に濡れることなく移動する事が可能です。Paragon Department StoreやSiamParagon等のショッピングモールへも、徒歩15分という立地の良さ。セントレジスバンコクは、バンコクのシティーライフを楽しみたいという方にはぜひオススメのホテルです。
いかがでしたでしょうか?東京からおよそ6時間半のバンコク。日本と比べるとまだ物価も安く、スパ天国というイメージがあるのではないでしょうか?スパだけではなく、食べ物も安くて美味しく、コスメや美容グッズも豊富にあり、またラグジュアリーホテルもヨーロッパやアメリカに比べるとお手頃な価格です。ぜひ、ゴールデンウィークに、セントレジスバンコクでのステイを検討してみてはいかがでしょうか?