この記事の監修・執筆者
監修
セコム株式会社
執筆者
南部 優子
大阪府出身、同志社大学文学部卒(社会福祉学専攻)防災コンサルタント。ファシリテーション技術を活用した研修・訓練による人材育成や実効性の高い教材作成など、組織対応力の総合的な強化を図る業務の企画・運営多数。 内閣府、地方自治体、NPO法人などが実施する防災・BCPに関する研修の講師としても活躍。
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協賛企業:セコム株式会社
人は誰もが、大切なものを守って生きています。また、誰かに守られ、支えあって暮らしています。家庭の営みの中、さまざまな「守る」形に寄り添ってきたセコム・ホームセキュリティのアドバイザーに、これまでに出会った方々のお話をうかがいました。
大切なものを守ろうとする姿や、守られる側の思いを通し、幼いころ憧れたスーパーヒーローに会えたような、温かな安心の形が浮かびました。また、人が関わり支えあうことの本質を突く社会のあり方を考えさせられるお話でした。
アドバイザーのお話をもとに、セコム・ホームセキュリティの見守りサービスの現在と未来の姿を、3回にわたってお届けします。

「お悩みごと」に寄り添うなかで見えてくるもの

--お客様のお悩みには、どのようなものがありますか?

お問い合わせをいただいたときによくお聞きするのは、離れて暮らす親御さまを気にかける子世代の方々のお悩みです。 実家へ顔を出して親の姿をみたときに「あれ?こんなに小さかったっけ」と、急に縮んでしまったような心もとなさ。親と別れて普段の生活に戻り、ふとしたときに「あの状態で大丈夫だったのかな」と、親の面倒を見ていなかったかのような後ろめたさ。子世代の方々の話からは、気持ちはあってもすぐに駆けつけられないもどかしさが伝わってきます。

たまに実家に帰ると、出迎えてくれる親の姿が一気に老けていて、びっくりして。段差につまずいたとか、鍵を締め忘れたとか、そんな話を聞くと、これはもう自分の近くにいてもらって面倒をみるしかないのかという気になってきます。 でも、本人は、元気でやれているから大丈夫、近所の人たちと楽しく暮らしているから心配いらないと言い張って。そう言われると、親は親の暮らしがあるんだし、今の生活を取り上げてもいけないと悩んでしまうんです。

※セコムのアドバイザーがお客様と接するうえでいただいたお声を基に、一般化したものです

--親御さまはどう感じておられるのでしょう。

親世代にお話を聞くと、体力や体調に少しずつ不都合が増える心細さと、子どもの生活に迷惑をかけたくないという思いや金銭面での不安など、揺れ動く思いが感じられます。

今は特に支障を感じず、好きなことを気楽にできているんですよ。ただ、徐々に動きづらいところが増えてくるし、調子が悪いときも多くなるし。風呂場で転んでしまったり、空き巣に入られたり、そんな話を周りで聞くと、万が一のときにどうやって助けを呼べばいいのか不安になってきます。
とはいえ、子どもの生活を邪魔したくはないですからね。こちらのために手間やらお金やらをかけさせるのはもったいないと考えてしまって、つい、大丈夫、放っておいてくれと強がってしまうんです。

--親御さまも、お子さまも、お互いにもどかしい気持ちを抱えておられるのですね。

それぞれのお話をうかがっていると、お互いの生活を思いやるからこその不安や気遣いが伝わってきます。

今のうちになんとかしたい、でもどうしてよいか分からない。漠然と感じる「もどかしい日常」を、お互いが安心して暮らせる毎日に変えていくために、私たちセコム・ホームセキュリティの「見守り」ができることはなんだろうかと、いつも考えています。

見守りと管理の決定的な違いは何か

--お互いの生活を尊重しながら安心を育む「見守り」にはどのような形があるのでしょう。

お悩みをお聴きする中でつくづく感じるのは、「見守る」形の幅の広さです。
安全確保だけを目的として近くに呼び寄せられたら、「管理されている」と抵抗感を覚える親御さまもいるでしょう。そこには、親御さまの暮らしを尊重する姿勢がありません。

見守りする上では、その人の暮らす場所や人間関係、生活スタイルなど、本人の生き方をリスペクトし、可能な限りそのままの人生を全うできるよう、生活に具合の悪いところだけに働きかける対策が望ましいといえます。

--具体的にはどのようなサービスがありますか。

セコム・ホームセキュリティには、空き巣などの侵入を検知して通報を行う防犯サービスや火災検知サービスのほか、在宅時に危険を感じたときに通報できる非常通報サービス、万が一の事態の体調不良時に救急ボタンを握ることでセコムの緊急対処員が駆けつけ対応を行うサービスもあります。

緊急事態が発生すると、誰でもとっさの判断や対処が難しくなりがちです。そのようなときに、すばやく手を差しのべられる支援が重要です。見守りに必要なのは、24時間いつでも動けるようにセンサーを働かせて待機しつつ、緊急事態をすばやく検知して駆けつける対応力です。

うちには大げさな監視なんて必要ないと考えていました。でも、セコムを取り付けて、ああ、うちの家はちゃんと守られているなあって、予想以上に安心していることに気づきました。
万が一のときはこのペンダントタイプの救急ボタンを握れば来てくれるんだって思うと、余計な心配をすることがなくなりました。今まで以上にやれることが増えたような気がします。お出かけも、しっかり留守番してくれるから心置きなく楽しめます。守られているって感じるだけで、こんなにも活動が広がるのかと、自分でも驚きました。

--防犯だけでなく、火災や家の中での緊急事態にも対応してもらえると思うと安心ですね。

幸せの形が一人ひとり異なるように、安心の形も千差万別です。アドバイザーは、ご家庭を訪問し、親御さま、お子さま、それぞれのご事情をお聴きします。
何がいちばん心配なのか、どこを見守りの仕組みに変えるとよさそうか、ご予算はどのくらいかなどをうかがい、さまざまな情報を考慮し、安心できる暮らし方をご一緒に考えていくのです。

セコム・ホームセキュリティのサービスにはさまざまなプランがあるため、維持費を含めた費用面も相談しながらご提案ができます。セコムの場合、独自の通信環境を構築するため、お客様側でインターネット回線や無線環境などを用意する必要もなく、費用も思っていたほど高くないとの声もいただいています。

まずはお気軽に、今の暮らしの中で大切にしたいものを教えていただきたいですね。

「分かってもらえている」という安心感が出発点

--安心してお話しいただく場とするために、特に心がけておられることはありますか。

アドバイザーがお客さまのところに訪問する際には、親御さまだけでなく、お子さまにもできるだけ同席いただくようお願いしています。それぞれのお立場からの事情をしっかりとうかがいたいからです。

私たちアドバイザーが間に入り、改めてお互いの暮らし方や思っていることを言葉にすることで、ふだんでは話さないような深い対話につながったという声もよくいただきます。

改めて、親の気持ちに気づかされました。いつも「大丈夫だ」ばかりで、なんて頑固なのかと思っていましたが、心配させまいとしてくれていたんですね。
親の方だけでなく、こちらが悶々としていた子ども側の気持ちもアドバイザーさんに受け止めてもらえたのが大きかったです。「やっと分かってもらえた」って、肩の荷が下りました。聞いてもらえただけで心が晴れたというか。
親子でこんなに生き方のことを真剣に話しあったことはありません。自分たちだけで考えていたら行き詰まっていたでしょう。アドバイザーさんがいてくれたから、希望がみえた気がします。
誰かが支えてくれている「見守り」の安心を実感できました。

--アドバイザーに気持ちを受け止めてもらうことで、親御さま、お子さまの双方に、お互いを思いやる心の安定が生まれ、暮らしの安心の形が可視化されていくのですね。

暮らしの安心は、互いをリスペクトし、守りたいこととできることを整理する中から形がみえてきます。セコム・ホームセキュリティの見守りサービスは、親御さま、お子さまの思いやる心をさまざまな機能を組み合わせ、具体的な形にします。

アドバイザーは、親御さま、お子さま、それぞれの心に徹底して寄り添い、ご事情に沿った提案をします。ちょっとしたお話からでかまいません。お気軽に、どんな見守りの形があるのかなど、お問い合わせいただけたら嬉しく思います。

>>【セコム・ホームセキュリティ Episode】人はなぜ、守られたいと思うのか|見守りサービスの現在と未来(2)

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