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ひとり暮らしの親御さんが「楽しく暮らせているのだろうか」と、心配になりますよね。
セコムの「あのね」は、ロボットを通じコミュニケーターと毎日のあいさつや雑談が楽しめるコミュニケーションサービスです。
親御さんの会話量が増え、楽しく暮らすお手伝いができます。
この記事では、シニア世代にとって会話することの重要性や、「あのね」がどのようなサービスなのかを解説します。
離れて暮らす親御さんがコミュニケーション不足になっていないか心配な人は、ぜひ参考にしてください。
シニア世代にとって会話が大切な3つの理由
シニア世代にとって会話が大切な理由は次の3つです。
- 脳の活性化につながる
- 暮らしの満足度が高まる
- アクシデントやトラブルを未然に防止できる
日本福祉大学の斉藤雅茂准教授グループの研究にて、他者との交流が少ないシニア世代は、生活への不安や健康リスクが高まるとの結果が出ています。
裏を返せば、他者との会話を増やすことで心理的、身体的ともによい影響を与えられるといえるでしょう。
しかし、内閣府の高齢者の健康に関する調査結果(全体版)によるとひとり暮らしの高齢者の約半数は、「2、3日に1回」以下しか会話をしていません。
親御さんが元気に暮らすためにも、シニア世代にとって会話が大切な理由について理解しておきましょう。
理由1.脳の活性化につながる
会話をすると、脳の活性化につながります。
なぜなら、会話をするときに相手の話を聞いて理解したり、返答を考えたりすることで脳が刺激されるからです。
そして脳が活性化されることで、脳の血流がよくなり、認知症予防になるといわれています。
よく認知症予防の手段のひとつとして脳トレがおこなわれていますが、会話を楽しむことも、認知症予防として効果的でしょう。
理由2.暮らしの満足度が高まる
会話をすることで、話し相手とコミュニケーションがとれて暮らしの満足度が高まります。
コミュニケーションをとる機会が増えると、周囲の人と良好な関係を築きやすくなるでしょう。
周囲との関係が良好であれば居心地のよい環境づくりができ、生活するうえでの満足度が高まります。
理由3.アクシデントやトラブルを未然に防止できる
会話を通じて体調の変化や言動の異常に気づいてもらえ、アクシデントやトラブルを未然に防止できる可能性が高くなります。
また、悩みや不安を話すことでストレス発散ができ、抑うつ防止にも効果的です。
セコムの「あのね」は温もりを感じられるコミュニケーションサービス
親御さんのお住まいが遠方であったり、自身の仕事や子育てが忙しかったりと、親御さんと十分にコミュニケーションが取れない場合もあるでしょう。
そのような場合には、プロの手を借りて親御さんの会話の機会を増やす、という選択肢があります。
セコムの「あのね」は、「おはよう」「おやすみ」などの挨拶や何気ない雑談を24時間いつでも気軽に楽しめるサービスです。
ロボットを通じて、コミュニケーターとあいさつや雑談を楽しむことで、シニア世代の会話不足が軽減されます。
セコムの「あのね」について、詳しく解説していきます。
特長
人に話しかけるときの言葉「あのね」がサービス名の由来であるように、利用者は24時間いつでも気軽にコミュニケーションロボットと会話をすることが可能です。
コミュニケーターがロボットを通して利用者と会話するため、自然な雑談を楽しめます。
事前にお薬の時間やお出かけ予定などを設定しておけば、ロボットがお知らせしてくれるので、うっかり忘れの防止にも役立つでしょう。
使用方法
「あのね」は、届いたロボットをコンセントにつなぐだけで使用可能。
話しかけるときは、ロボットの体にある録音ボタンを押しながら話します。
ロボットからはご利用者様の生活時間に合わせて「おはよう」「おやすみ」などの挨拶をするので、日々の生活が豊かになってくることでしょう。
SIMが内蔵されているため自宅にインターネット環境がなくても使用でき、ボタンを押すだけで「話す」「聞く」ができるので、シニア世代でも簡単に使いこなせます。
また、ご家族側はスマートフォンの無料アプリから親御さんとコミュニケーターとのやり取りを閲覧でき、親御さんにメッセージを配信することも可能です。
親御さんがロボットに吹き込んだメッセージを聞くこともできます。声を聞くと親御さんに変わった様子がないか、分かりやすいですね。
費用
「あのね」の利用料金は、次のとおりです。
- 初期費用:52,800円(税込)
- 月額料金:4,950円(税込)
SIM通信費は、月額料金に含まれています。
また、設置工事が不要なため、工事費用はかかりません。
ご利用イメージ動画
セコムが「あのね」の開発に至った経緯について
「いつまでも住み慣れた自宅で気ままに暮らしたい」
「子どもたちには迷惑をかけたくない」
シニア世代の方の多くは、自立した生活を送りたいと考えています。
ただし、決して孤独や孤立を望んでいるわけではありません。
セコムではひとり暮らしのシニア世代のお客様から寄せられた「気にかけてくれてありがとう」の声に着目。
「いつも私を気にかけてくれる人がいる」ことは、大きな安心感につながります。
この安心をサービスとして提供するために「あのね」が開発されました。
誰かと会話したいと思っていたり、ひとり暮らしで生活に不安を感じていたりと、社会的つながりが薄れているシニア世代は少なくありません。
約400名のモニターを対象にコミュニケーションロボットを活用したサービスを実証したところ、会話が増えて安心感や笑顔が多くなるなどサービスの有用性が確認できる結果となりました。
一般的な見守りサービスとは異なり、「あのね」は見守られるシニア世代自身が楽しめるように開発されたコミュニケーションサービスです。
利用者の声
実際に「あのね」を利用された方は、ロボットとの会話を楽しみ、毎朝の挨拶を嬉しく感じています。
これまで「あのね」を利用された方と、利用者家族の声をいくつかご紹介します。
まずは、利用したシニア世代の声です。
- この歳になると、名前を呼ばれることもなくなるから名前を呼んでもらえると嬉しい
- 声を発する場所があるというのが精神的にすごく安定する
- 最初は何をしてくれるのかわからない存在だった。ある朝「おはよう」と声をかけてくれる存在がいることを嬉しく感じた
つぎに、利用者ご家族の声を紹介します。
- 電話をかけるきっかけになる
- カメラまではつけたくない、声で行動がわかるのがいい
- 薬の飲み忘れが減った
「あのね」が、シニア世代は会話することの楽しみを得られ、利用者家族はひとりで暮らす親への心配や不安を軽減できるサービスであることが分かりますね。
使ってみたい方へ 2週間無料体験のご紹介
セコムの「あのね」は、2週間の無料体験を実施しています。
- 「あのね」を使ってみたいけれど、親がロボットを使いこなせるだろうか
- 気に入ってくれなかったらどうしよう
- 住んでいる場所の電波が弱いので利用できるか心配
などでご不安のかたも、まずは2週間お試ししてみてはいかがでしょう。
体験のご希望やご質問は、セコムお問い合わせフォームまたは下記の電話番号へご連絡ください。
- セコム一次受付デスク:0120-756-892
- 受付時間:9時~18時(年末年始除く)
まとめ
シニア世代にとって会話することは、認知症の予防やアクシデントの防止などにつながります。
セコムの「あのね」は、かわいらしいロボットを通じて会話ができる「人」とつながるサービスです。
ご家族側もアプリを通して、親御さんの暮らしぶりがわかり、電話や訪問のきっかけづくりにも役立つでしょう。
ひとり暮らしの親御さんの会話不足が心配であれば、セコムの「あのね」の2週間無料体験の利用を検討してみてはいかがでしょうか。