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近年、地震や大雨などの災害が全国各地で起きています。
防災バッグの重要性を感じながらも、なにを準備するべきか分からずお悩みではないでしょうか。
本コラムでは、防犯・防災商品のバリエーションを多く取り扱うセコムの『防災バッグ』についても紹介いたします。防災対策をご検討している方は、是非ご参考にしてください。
いつ起こるかわからない災害に備えるために防災バッグは必要
ライフラインの復旧あるいは支援が来るまでの期間は長く、その間は自力で生きなければなりません。
過去の災害時におけるライフライン復旧までの日数を表にしました。
地震 |
電気 |
ガス |
水道 |
1995年阪神・淡路大震災 |
7日 |
94日 |
90日 |
2007年新潟県中越沖地震 |
11日(一部地域を除く) |
42日 |
20日 |
2011年東日本大震災 |
8日(約94%復旧) |
54日 |
約5ヵ月 |
引用:経済産業省|平成30年度に発生した災害とその対応/厚生労働省|近年の自然災害による水道の被害状況/関西電力|応急送電までの7Days/東北電力/新潟県中越地震に伴う停電の解消について/経済産業省|3月11日の地震により東北電力で発生した広域停電の概要
ライフラインの復旧あるいは支援が来るまでの期間は長く、この間自力で生きなければなりません。
また、災害後には物資不足が考えられます。
農林水産省によると、2016年の熊本地震の際には、発災後3日目には避難者数に対して食料供給量が大きく不足しました。
地震や台風など大規模な災害では、救援物資が届くまでに1週間ほど時間を要する可能性もあるようです。
そのため、持ち運びの防災バッグには3日分ほど、自宅には1週間分の備蓄をしておくなどの工夫をしておきましょう。
防災バッグの中身に必要なものとその理由
防災バッグの中身に必要なものを次の項目に分け、それぞれ必要な理由について解説します。
- 移動に必要なもの
- 非常食
- 救急用品
- 衛生用品
- 情報収集に必要なもの
- 貴重品やそのほかに必要なもの
各項目をチェックしながら、自身の家庭に必要な防災バッグの中身について考えてみましょう。
移動時に必要なもの
防災用ヘルメット・防災ずきん |
レインウェア |
紐なしズック靴 |
懐中電灯 |
軍手 |
災害後は、道路に建物や電柱などが倒壊していたり、ガラスや瓦礫など危険物が散乱している可能性が考えられます。
避難所まで安全に移動するため、身を守る防災グッズを準備しましょう。過去の災害では、日の出前や日の入り後に起きたケースが多数あり、暗闇での避難は困難を極めました。
大きな災害では停電が起こる可能性が高いため、懐中電灯は必ず準備しましょう。
非常食
水 |
食品 |
救援物資が届くまで3日ほどかかることが想定されるため、食料や水は3日分くらい準備しておくことをおすすめします。
防災バッグには持ち運びのしやすい500mlのペットボトルを2、3本ほど入れておき、備蓄用として自宅にも保存しておくとよいでしょう。
救急用品
救急セット |
体温計 |
災害時は命にかかわる救助が最優先され、小さな怪我は自身で対応せざるを得なくなる可能性が高まるため、救急用品も必要です。
救急セットの中には、滅菌カットガーゼやばんそうこう、ピンセットなどを用意しておきましょう。
衛生用品
衣類、下着 |
洗面用具 |
歯ブラシ、歯磨き粉 |
タオル |
手指消毒用アルコール |
石けん、ハンドソープ |
ウエットティッシュ |
衛生用品は、避難生活中も清潔を維持し、健康被害を防ぐために重要です。
断水する可能性を考えて、ウエットティッシュ、手指消毒用アルコールなどを用意しておきましょう。
情報収集で必要なもの
携帯ラジオ |
予備電池、携帯充電器 |
ペン、ノート |
災害後、停電によりテレビや電話での情報収集が難しくなることを想定して、情報収集ができる防災グッズを準備しましょう。
携帯ラジオは、常に情報を集められるよう電池切れの心配がない、手回し充電式にするとよいでしょう。
貴重品やそのほかに必要なもの
貴重品 |
マッチ、ろうそく |
使い捨てカイロ |
ブランケット |
貴重品はいつでも取り出せるように、防災バッグとは別に、常に体に身に着けられる小型のポーチなどに入れておきましょう。
また、寒い時期に災害が起こる可能性を考えて、防寒対策のできる防災グッズも必要です。
防災バッグを準備する際に知っておくべき注意点
防災バッグを準備する際に、事前に知っておきたい注意点は下記3点です。
- 正しい場所に置く
- 定期的に中身を見直す
- 実際に持てる重さであることを確認する
防災バッグを準備していても誤った取り扱いをしてしまうと、災害発生時にスムーズに持ち運びができなくなってしまう可能性があります。
防災バッグを必要とするときに効果を発揮できるよう、注意点について確認しておきましょう。
正しい場所に置く
防災バッグは、持ち運びしやすい場所に置くことが重要です。
避難経路である玄関に置くのがおすすめですが、スムーズに持ち運びできる場所であれば玄関以外でも問題ありません。
普段使わないからといって、クローゼットや押し入れなど出し入れしにくい場所に置くことは避けましょう。
定期的に中身を見直す
1年に2回ほど防災バッグの中身を見直し、水や食料品の賞味期限、電池の消耗や劣化、使用推奨期限を確認し、期限が近いものは新しいものと入れ替えるようにしましょう。
定期的に確認することで、いざというときに使用できないリスクを避けられます。
実際に持てる重さであることを確認する
防災バッグの準備ができたら、実際に持てるかどうかを必ず確認しましょう。
防災バッグが重たすぎると感じる場合は、避難所までたどり着くのに時間がかかってしまい、避難が遅れる可能性も否めません。
防災バッグの重さの目安は下記のとおりです。
- 男性:15キロ
- 女性:10キロ
- 子ども:3キロ前後
持てる重さには個人差があるので、実際に持ってみて問題なく歩ける重量であることを確認しましょう。
防災バッグに必要な中身は網羅している!セコムの『防災バッグ』の特長
防災バッグの中身を自身で準備するのが難しいと感じるのであれば、セコムの防災バッグ、『セコム・スーパーレスキュー』の検討をおすすめします。
『セコム・スーパーレスキュー』の特長は下記3つです。
- 被災直後数日間生き延びられるような中身になっている
- ニーズにあわせて2種類から選べる
- 到着後すぐに常備できる
各特長について1つずつみていきましょう。
被災直後数日間生き延びられるような中身になっている
『セコム・スーパーレスキュー』は、数日間生き延びられるよう考えてつくられた防災バッグです。
「いざというとき本当に役に立つか」という観点で防災バッグの中身が厳選されています。
そのため、被災直後に避難所や自宅での生活ができない状況下であったとしても数日生き延びられるような実用的なセットです。
ニーズにあわせて2種類から選べる
『セコム・スーパーレスキュー』は、下記の2種類から選ぶことができます。
- スタンダード
- プラス
スタンダードとプラスの違いを表にしました。
|
価格 |
重さ |
アイテム数 |
スタンダード |
21,780円(税込) |
約4.3kg |
全16種18点セット |
プラス |
32,780円(税込) |
約4.8kg |
全18種22点セット |
スタンダードは、実用性の高いアイテムを標準化した防災バッグです。
一方、プラスは、スタンダードに防水型LEDソーラーランタンや非常用ウェットタオルなど、数日間助けがこない場合に備えられる機能を追加した防災バッグとなっています。
スタンダードとプラスの中身を検討し、自身のニーズにあっているものを選びましょう。
到着後すぐに常備できる
『セコム・スーパーレスキュー』は、防災バッグに必要なものが網羅されているため、届いてすぐに常備することができます。
また、『セコム・スーパーレスキュー』に入っている水や食料は製造から5年間保存できる長期タイプです。
入れ替えの手間が軽減できる点も、『セコム・スーパーレスキュー』のメリットといえるでしょう。
『セコム・スーパーレスキュー』は被災時、本当に役に立つアイテムを厳選
※写真は「セコム・スーパーレスキュー」プラス
実際に被災した人でなければ、被災時に必要なアイテムについて想像がしにくいです。
そのため、セコムでは、過去被災したセコム社員に「被災時必要だと感じたアイテム」についてのアンケートを実施して、アンケート結果をもとに厳選したアイテムをセット化しました。
被災者の声から生まれた『セコム・スーパーレスキュー』は、本当に役に立つアイテムだけが詰め込まれた防災バッグです。
「セコム・スーパーレスキュー」スタンダードの中身
「セコム・スーパーレスキュー」スタンダードは全16種類のアイテムが18点入っています。
アイテム | アイテム画像 | 詳細 |
オリジナル防災リュック |
幅29×高さ45×奥行18cm |
|
保存水(製造から5年保存可能) |
500ml×2本 |
|
手回し充電式ラジオライト |
|
|
ソフトパン |
70g×1袋 |
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キャンディ |
50g×1袋 |
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ヘルメット |
ABS製 |
|
救急セット |
|
|
サージカルマスク |
10枚入り×1箱 |
|
ポリタンク(水なし) |
容量3リットル×1個 |
|
作業用グローブ |
1双 |
|
防寒具 |
アルミシート 125×225cm |
|
雨具 |
ポンチョタイプ |
|
汚物処理グッズ |
10回分 |
|
ウエットティッシュ |
1袋 |
|
使い捨てカイロ |
2袋 |
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口腔ケア用ウエットティッシュ |
1袋 |
スタンダードは、必要最低限必要な防災グッズが揃っています。
基本となる防災バッグが欲しいと考えている人におすすめです。
「セコム・スーパーレスキュー」プラスの中身
「セコム・スーパーレスキュー」プラスは、全18種類22点のアイテムが入っています。
基本的な中身はスタンダードと同様です。
しかし、プラスはスタンダードよりも種類が多く、スタンダードにはないアイテムが入っています。
プラスにのみ入っている中身を表にしました。
アイテム | アイテム画像 | 詳細 |
防水備蓄ラジオ ※スタンダードは手回し式充電ラジオライト |
手回し充電に加え、乾電池(単3×2本)、USB電源の3電源に対応 ※電池はセットに含まれない |
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防水型LEDソーラーランタン |
ソーラー充電式 |
|
ポリタンク(水なし) |
容量3リットル×3個 ※スタンダードは1個 |
|
災害備蓄用フリース毛布 ※スタンダードはアルミシートタイプ防寒具 |
135×165cm(収納時A4サイズ) |
|
非常用ウェットタオル BIG |
35×84cm
|
プラスには、スタンダードよりも高性能な防寒具や機能性の高いアイテムが入っています。そのため、災害に対して万全の備えをしたいと考えている人におすすめです。
『セコム・スーパーレスキュー』が生まれた背景について
『セコム・スーパーレスキュー』が生まれた背景には「いざというとき本当に役に立つ防災用品をつくりたい」という想いがあります。
過去の大震災では、セコム社員も被災しました。
実際に被災して、部屋の中から避難に必要なものを探すことが困難であることを実感したのです。
その経験から、購入後届いてそのまま玄関や枕元に常備できる防災バッグを誕生させました。
防災バッグの中身は、被災した社員の声を検証して重要度、性能、実用性の観点から厳選しています。
被災直後、自宅や避難所で生活できない場合であっても、数日間生き延びられるように想定されているのが『セコム・スーパーレスキュー』です。
万が一の事態に備えて、ぜひ購入を検討してみてください。
まとめ
全国各地で災害が発生している昨今、防災バッグの重要性が増しています。
自身で必要なものの準備を行うことが不安であれば、必要な防災グッズがセットになった『セコム・スーパーレスキュー』の購入がおすすめです。『セコム・スーパーレスキュー』は、被災したセコム社員の声を検証して役に立つアイテムが厳選されています。
災害はいつ起こるか分かりません。 防災バッグの準備と防災に対する意識を高めておきましょう。