7つのコーディネートルームをリアルサイズで比較体感

「＃7stories -至福の瞬間-」は、7つのストーリーを持ったインテリアブースと、新築分譲マンションのモデルルームを一度に見学できるリフォームショールームです。

「7つのインテリアカラーをベースにしたコーディネートルームを展示しています。リフォーム後のお住まいのイメージをお客さまと共有しながら、お客さま一人ひとりのライフスタイ ルに合わせた提案をすることができる、新しい形のリフォームプレゼンテーションスペースとなっています」とお話してくださったのは、三菱地所ホーム リフォーム事業部の長谷尾多聞さん。

来場者の多くは50代前後のご夫婦ということで、数多くのアクティブシニアを案内している長谷尾さんに、各部屋を見学しながらお話を伺いました。

▲三菱地所ホーム リフォーム事業部の長谷尾多聞さん

#01：ナチュラルオーク

最初のルームは、ナチュラルオークの床材や家具でコーディネートされたリビングです。明るくて穏やかな雰囲気にまとまっています。

「このお部屋はお子さまの成長に伴い、リフォームしたご家族を想定しています。テーマは『エンジョイ・リビング』。家族みんなが自然とリビングに集まれるように、お絵描きできる黒板やクロスを設置しています」（長谷尾さん）。

フローリングをオフホワイトにするだけで、部屋全体の印象がこんなに明るくなるなんて！ナチュラルテイストの家具との相性も抜群です。壁に反射させる間接照明の使い方も参考になります。

フローリングのカラーバリエーションサンプルも用意されています。

#02：グレーオーク

「壁面の装飾モールにも注目してみてください。こうした化粧を取り入れることで壁に表情が生まれます」。

#03：キャメルチーク

3番目のルームは、チークの床材や家具がリゾートをイメージさせる大らかなリビングです。

「スローリビングをテーマに、夫婦ふたりが休日のゆったりとした時間に身をゆだねられるリビングの提案です」。

根強い人気のキャメルチーク。もともと持っている家具を使って、同色系の床材や建具でコーディネートしたい場合の参考になります。

「壁の一部をタイルにするだけで、インテリアへの満足度がぐっと高まります」。

長い時間を過ごす部屋には、飽きのこないものを選ぶのがポイントだそうです。

#04：ブラウンウォールナット

4番目のルームは、表情豊かな木目のブラウンウォールナットのダイニングです。フローリングと家具が調和され、重くなりすぎない温もりのある空間に仕上がっています。

「ご主人が定年を迎え、生活スタイルの変化をきっかけにリフォームされたご夫婦を想定しています。リフォームのポイントはキッチンにつながる対面ダイニングです。料理や食事、片付けをするときも、自然にふたりが集えるように配慮しています」。

対面ダイニングをリフォームの必須項目に入れているシニアの方も多いのでは？お友だちを呼んでホームパーティーも楽しそうです。

#05：ホワイトヒッコリー

5番目のルームは、トレンドの低彩度カラーでまとめた上品なリビングです。

「お子さまが中学生になったことをきっかけにリフォームされたご家庭を想定しています。お気に入りのインテリアに囲まれたリビングで過ごす仲間とのティータイム。キラキラした輝きに満ちていく特別な時間が生まれる空間としてご提案しています」。

壁紙も無地の白ではなく、キラキラと光沢感のあるタイプも遊び心があって面白いですね。照明の当たり方によっても印象がガラリと変わります。

#06：ローズウッド

6番目のルームは、ローズウッドの床材や建具でコーデされたプライベートルームです。ネオクラシックのフォーマルな空間です。

「こちらのお部屋は母親と一緒に暮らすことになり、既存のお住まいの間取りをリフォームされています。テーマは『自分専用のヒーリングルーム』。大好きなインテリアに囲まれた贅沢な空間で、バスタイム後の自分磨きやアロマキャンドルを灯して読書など、1日の疲れを癒やすリラックスタイムをお過ごしいただきたいですね」。

一緒にいる時間が長くなるシニア夫婦はなおさら、こうした1人の時間を持つためのプライベート空間はストレスなく仲良く暮らすために必要ですよね。

「お部屋を彩る壁紙や家具、インテリアも合わせてコーディネートを楽しんでください」。

#07：ダークウォールナット

7番目のルームは、ダークウォールナットを基調にした書斎です。主張の強いマテリアルを組み合わせながらも、調和のとれた空間となっています。

「シニアの男性が自分の大切な時間を楽しむための贅沢な書斎の提案です。壁に石を使うなど重厚感を演出しています」。

映画に出てきそうなラグジュアリーな書斎に憧れている男性も多いのでは？壁紙の使い方やインテリア選びなど参考になります。

新築分譲マンションのモデルルームを見学
リフォーム後の住まい全体をイメージ

7つのストーリーを見学した後は、【#07 ダークウォールナット】をベースにした新築分譲マンション「ザ・パークハウス」のモデルルームへ案内していただきました。

ここではシニア世代におすすめのリフォームアイデアや三菱地所オリジナル商品「EYE’S PLUS（アイズプラス）」にフォーカスしてご紹介していきます。

細かい使い勝手に配慮された「キッチン収納棚」

最近は対面型キッチンが人気ですが、収納量が不足しがちです。

　「使いやすいように45cmの吊戸棚を設けています。キッチンペーパーは扉を開けなくても引き出せる形状にしました」。

デザイン性と清掃性を兼ね備えた「洗面化粧台」

水回りの設備は、お手入れのしやすさも重要なポイントです。

「洗面化粧台はボールに段差をなくすことで、清掃性が格段にアップしています。また、生活感が出てしまうティッシュボックスは、収納棚に納めて見た目スッキリ。ペーパーが取り出しやすいように、取り出し口が正面になるように設計されています」。

プライベート空間を確保できる「可動式間仕切り」

シニア世代のリフォームにぜひ取り入れてほしいのが、可動式の間仕切りです。

「プライベートな空間がほしいときや、来客時にはゲストルームとしても活躍してくれます。また、リビングに隣接した和室を一つのLDK空間にリフォームする際も、この可動式間仕切りが有効です」。

半透明の間仕切りなら、開放感のある雰囲気を保ちながら、プライバシーを確保することができますね。

邸宅感あふれるゆとりのプレミアムタイプを見学

同施設内には、専有面積170.39平米の広々としたプレミアムタイプのモデルルームも併設されています。

全館空調システム「マンションエアロテック」を採用していることが注目ポイント。たった1台のコンパクトな室内機で、24時間365日家中すみずみまで換気しながらキレイで快適な温度で満たしてくれます。

空調のための間仕切りやドアが不要なので、憧れの大空間リビング・ダイニングを実現。また、ヒートショックが気になる浴室や洗面所、トイレなどの水回り空間なども、快適な温度がキープされていました。

リビング・ダイニングは約27畳と十分な広さが確保され、その横には約7.7畳のヌックがあります。ヌックとはスコットランド語の「neuk（ヌーク）」が語源で、こじんまりとした隠れ家のような居心地のよいスペースのこと。

「同じ空間にいながらほどよい距離感でつながりたい場合、ヌックはとても有効です。ご主人はソファでくつろぎ、奥さまは読書を楽しむなど、お互いの気配を感じながら思い思いの時間を過ごすことができます」。

13.6畳の洋室には2畳以上のウォークインクローゼットが2つ。玄関にはシューズインクローゼットが設置され、全体的にゆとりを感じる空間となっています。

まとめ

いかがでしたか？

部屋の印象を左右するクロスやフローリングは、カタログの小さなチップサンプルでは全体がイメージしにくく、インテリアや照明の当たり方によっても印象ががらりと変わってしまいます。それがここに来れば、生活シーン別にリアルサイズで比較しながら見学できます。また、モデルルームでは今の最新設備はもちろん、夫婦がストレスなく過ごせるほどよい距離感など、図面ではピンとこない必要な広さをリアルサイズで体感できます。さらに、全館空調システム「マンションエアロックシステム」体感モデルルームでは、快適な温度ときれいな空気を保つための工夫をリアルサイズで見ることができます。

「みなとみらいリフォームショールーム」へ足を運び、7つのコーディネートルームとモデルルームをぜひご自身の五感で体感してみてください。