日本の秋を彩る洋梨の宝石たち

洋梨は、そのネットリとした食感と甘み、そして深い香りが魅力の果物です。洋梨というと、その名前の通り西洋、つまり海外の梨というイメージを持つ方も多いかもしれませんが、日本でもさまざまな品種が栽培されています。特に山形県や新潟県は、洋梨の一大生産地として知られています。みなさんには、ぜひその季節ごとの品種の変遷を楽しんでいただきたいと思います。

 

● 10月上旬~中旬: バラード (山形県産)

初秋、風が少し冷たくなるこの時期に登場するのが、バラードという品種です。その名の通り、柔らかな甘さと香りが、まるでバラのように贅沢な味わいを醸し出します。

 

● 10月中旬~11月上旬: メロウリッチ (山形県産)

続いて登場するのが、メロウリッチ。少し酸味がありますが、ラ・フランスよりも糖度が高いのが特徴です。この時期の洋梨は、まさに秋の味覚の中で特別な位置を占めています。

 

● 11月上旬~12月下旬: ラ・フランス (山形県産)

日本で最も人気と生産量が多いのがこのラ・フランス。滑らかな食感と、深い香り、そして絶妙な甘さがこの品種の魅力です。ラ・フランスは、洋梨の中でも王者とも称される存在で、多くの方々に愛されています。

 

● 11月下旬~12月下旬: ル レクチェ (新潟県産)

冬の訪れとともに新潟から届くのが、ル レクチェ。この品種は、その濃厚な甘みと独特の風味が魅力。冬の寒さを忘れさせてくれるような、特別な味わいが楽しめます。

 

さて、特筆すべきは、10月中下旬に入荷する幻の希少品種のコミスです。コミスは昭和天皇の料理番と言われた秋山徳蔵氏が絶賛したほどの品種で、そのバランスの良い甘さなめらかな食感が特徴。一度食べると忘れられない、独特の風味があります。洋梨好きの間では、この時期だけの特別な楽しみとして知られています。

 

いかがだったでしょうか。洋梨の中にも、これだけの品種を楽しむことができます。読者の方には、これらの洋梨を、季節ごとにじっくりと味わっていただきたいと思います。それぞれの品種が持つ独特の魅力を、五感全てで楽しむことで、日本の四季の美しさとともに、真の贅沢を感じることができるでしょう。

 

 

10月に洋梨を使ったパフェが登場!

フルーツむらはたでは、旬を大切にその時期のおすすめの洋梨を取り扱います。特に、コミス、ラ・フランス、ル レクチェの3品種がおすすめの洋梨です。また、10月後半は季節限定で、コミスを丸ごと使用したパフェもご用意しています。

 

商品の購入・お問い合わせは公式サイトから

株式会社フルーツむらはた

HP:https://www.murahata.co.jp
Twitter:https://twitter.com/Fruit_Murahata
Facebook:https://www.facebook.com/fruitmurahata/

金澤パフェむらはた

HP:https://www.murahata.co.jp/kanazawa-parfait/
Instagram:https://www.instagram.com/kanazawa_parfait_murahata/