執筆者:末良 真里奈

vol.51
Six Senses Samui

皆さん、こんにちは。
今回は前回に続き、タイ コサムイのリゾートホテルについてご紹介いたします。

コサムイ空港から車でおよそ15分。今回ご紹介するホテル「Six Senses Samui(シックスセンシズ サムイ)」に到着します。2004年11月にオープンしたこのリゾートには、全67室あり、すべてがヴィラタイプ。そしてそのうちの60室には、プライベートプールが付いています。

まずは、海を望む開放的なロビーで、ウェルカムドリンクをいただきながらチェックイン。

お部屋へ向かう前に、シックスセンシズ サムイでの滞在の始まりを告げる、ちょっとユニークなセレモニーが待っています。目の前にある大きな鐘のようなものを木槌で「ゴーン」とひと打ち。心に響く音とともに、これから始まるリゾートステイへの期待も高まります。

そしてバギーにてお部屋へ。
今回私がステイしたのは「Ocean Front Pool Villa Suite(オーシャンフロント・プールヴィラスイート)」という、300平米のスイート。

お部屋に入ると、まず目に飛び込んでくるのが、目の前に広がる海を一望できる、ゆったりとしたリビングスペース。

そしてベッドルーム。

その奥には、ウォークインクローゼットとバスルームが続きます。



このバスタブがユニークでまた可愛い。

さらに、屋外には開放感たっぷりのシャワーも備わっています。

実は、バスルームはもう一つ。反対側のリビングエリア近くにも設けられており、こちらには室内シャワーが完備されています。

そして、リビングから一歩外へ出ると、目の前にはこの絶景が!海と緑に包まれた、シックスセンシズ サムイならではの贅沢な眺めが広がります。

さらに、下へと続く階段を降りていくと、そこにはプライベートプールが。

そして、更に下へと続く階段を進むと、目の前に広がるのは息をのむような絶景。景色を独り占めできる開放的なスペースには、ゆったりとくつろげるデイベッドも設置されています。時間を忘れて過ごしたくなる、まさに贅沢なプライベート空間です。

お部屋には、フルーツやクッキーのウェルカムアメニティが用意されていました。さらに、誕生日が近かったこともあり、バースデーケーキと心のこもったメッセージカードまで!

その後、ホテルのサステナブルな取り組みを体験できるアクティビティ「Sustainability Walk」に参加しました。

ニワトリやヤギが飼育されているほか、野菜やハーブも栽培されています。自然と共生しながら、環境に配慮したリゾート運営を実践するシックスセンシズならではの取り組みを、実際に見て回ることができます。

例えば、敷地内の木々の剪定で出た葉を、廃棄物として処分するのではなく、ヤギの餌として再利用する取り組みも行われています。こうすることで、ゴミの削減につなげているのだそう。

今回、私も実際にヤギに葉っぱをあげる体験をさせていただきました。環境への配慮を身近に感じられる、楽しいひとときとなりました。

そのほかにも、敷地内では椎茸の栽培も行われています。

さらに、ユニークな仕組みのスプリンクラーも。なんと、自転車を漕ぐことで水を汲み上げ、周囲の植物に水を届ける仕組みになっています。楽しみながら水やりができる、環境にも優しいアイデアです。

約1時間にわたり、リゾート内のサステナブルな取り組みについて説明を受けながら、実際に施設を見学し、さまざまな体験を楽しみました。こうして「Sustainability Walk」は終了。シックスセンシズが大切にしている、自然環境との共生やサステナビリティへのこだわりを肌で感じる貴重な時間となりました。

喉が渇いたので、「Draft at the Beach」へ。
こちらでは毎日16:00〜18:30までハッピーアワーが開催されています。

目の前に広がる美しい海を眺めながらいただく一杯は、また格別。心地よい海風に吹かれながら、贅沢なリラックスタイムを過ごしました。

そして、ディナーは「Dining on the Rocks」へ。

ちょうど夕暮れ時に訪れたため、空は美しいピンク色に染まり、波の音が静かに響きます。心地よい風を感じながら、刻々と表情を変える空と海を眺める、まさに最高のロケーション。

まずは、パンとスターターから。

パンに添えられているのは、なんと丸ごと一つのガーリック。これをパンにのせ、オリーブオイルとバルサミコをつけていただくと、あまりのおいしさに、ついつい手が止まらなくなってしまいます。

コースメニューは「The Rock」「タイ料理」「ベジタリアン」の3種類が用意されていますが、料理の組み合わせは自由に選ぶことができます。

前菜にはプーケット産ロブスターを、続いてロブスターの旨味が凝縮されたビスクをいただきました。

メインディッシュにはフリーレンジチキンを。

驚くほど柔らかく仕上げられたチキンは、添えられたココナッツカレーソースとの相性も抜群。まろやかなココナッツの風味がチキンの旨味を引き立て、これまでに味わったチキン料理の中でも、特に印象に残る一皿となりました。

デザートには、ココナッツミルフィーユをいただきました。

さらに、自家製のプティフール(Homemade Petit Fours)も。美しい盛り付けと繊細な味わいに、食事の締めくくりまで心が弾みます。

頬をなでる夜風が心地よく、美味しい料理とともに過ごす至福のひととき。心地よい夜の空気に包まれながら、お腹も心も満たされました。

お部屋に戻ると、ターンダウンサービスはすでに済んでおり、ベッドには蚊帳が張られていました。

そして、ベッドの上にはタイで親しまれている「White Monkey Balm(ホワイト・モンキー・バーム)」が用意されていました。メントールやカンフル、ハーブオイルなどを配合した伝統的なバームで、筋肉の疲れや虫刺されなどに用いられています。

タイならではの心遣いを感じる、嬉しいターンダウンサービスのひとつです。

翌朝は、Six Senses Spaにて45分間のストレッチ体験からスタート。ゆっくりと身体をほぐしながら、心身ともにリフレッシュする朝のひとときとなりました。

そのほか、スパエリアには心身をゆっくりと休められるリラクゼーションスペースや、充実した設備を備えたジムも併設されています。

朝のストレッチで心身をリフレッシュした後は、「Dining on the Rocks」にて朝食を。海を望む開放的な空間で、清々しい一日の始まりです。

これまでのSix Sensesの別記事でもご紹介しましたが、朝、鶏小屋で自分たちの手で卵を採ることができます。その卵を朝食時にレストランへ持って行くと、シェフが好みに合わせて卵料理に仕上げてくださいます。採れたての新鮮な卵をその場で味わえる、自然とのつながりを感じるユニークな体験です。

フルーツやパンはビュッフェから自由に選び、メインディッシュはオーダー式。


朝からマンゴーをはじめとする色鮮やかなフルーツや、栄養満点の朝食をいただき、エネルギーをしっかりチャージしました。

朝食の後は、お部屋のプライベートプールで泳いだり、緑に囲まれた敷地内を散策したり。時計を気にせず、ゆったりと流れる時間に身を委ねる、リゾートならではの贅沢なひとときを過ごしました。

ランチは「Drift at the Beach」にて。シュリンプカクテル、チキンウィング、メキシカンチキンサラダに、メインはタコスをいただきました。

目の前にはプールと美しいビーチが広がり、心地よい潮風を感じながら、開放的な雰囲気の中で楽しむランチ。リゾートならではの、ゆったりとした時間が流れていました。

雨季を間近に控えたこの時期は、スコールのような雨が突然降り出すことも。しばらくすると雨が上がり、また青空が広がるのも、南国のリゾートならではの光景です。

午後は、レモングラスを使ったストロー作りに挑戦。身近な植物を活用し、環境に配慮したアイテムを手作りする、Six Sensesならではのサステナブルなアクティビティです。

もちろん、使用するレモングラスも敷地内のガーデンで育てられたもの。自ら育てた植物を暮らしの中に取り入れ、無駄なく活用する姿勢にも、Six Sensesらしさを感じます。

お子様連れのゲストに嬉しいサービスも。毎日15:00〜17:00には、アイスクリームタイムが設けられています。

プールやアクティビティを楽しんだ後に、ひんやり冷たいアイスクリームを味わえるのは、お子様にとっても嬉しいひとときです。もちろん、大人にも!

ディナーは前日に続き、「Dining on the Rocks」にて。この日はアラカルトメニューから、トムヤムリゾット、ドライエイジングダック、そしてオーシャンフィッシュを選びました。前日とはまた違った料理を味わいながら、こちらのレストランの多彩な魅力を堪能しました。


お部屋に戻ると、この日はカカオパワーバーが用意されていました。

毎晩異なるターンダウンアメニティが用意されているのも、滞在中の楽しみのひとつ。今夜は何が用意されているのだろうと、お部屋に戻るのが待ち遠しくなります。

いよいよ出発の朝。この日は朝日を眺めようと、朝6時に起床。まだ静けさの残るリゾートで、特別な朝のひとときを迎えます。

お部屋から望む青い空と青い海も、今日で見納め。いつまでも眺めていたくなる景色に別れを惜しみながら、最後の朝食へと向かいます。

この日は、タイヌードルとチアシードをいただきました。最後の朝食も、タイらしい味わいと身体に優しいメニューで締めくくります。

チェックアウトの際には、日本のおみくじのように、木の棒を一本、直感で選ぶユニークな演出がありました。そこには、今の自分に向けたメッセージが記されています。

さらに、しばらくすると、そのメッセージをシックスセンシズの栓抜きにプリントして、記念のお土産としてプレゼントしてくださいました。旅の最後に、自分だけへの特別なメッセージを持ち帰ることができる、心に残る素敵なおもてなしです。

いかがでしたでしょうか?
スタッフの方々との心温まる交流も、今回の滞在を印象深いものにしてくれました。
私たちを担当してくださったGEM(ゲスト・エクスペリエンス・メーカー)のHoney(ハニー)は、いつも明るく、リゾート内で顔を合わせるたびに温かく声をかけ、細やかな気配りをしてくださいました。

また、「Dining on the Rocks」のZee(ジィー)も、2日間にわたり担当してくれました。単に料理や飲み物を提供するだけでなく、その日のゲストの気分やムードを感じ取り、一人ひとりに寄り添ったサービスをしてくれたのが印象的でした。

今回私が訪れた際は、メインプールとレストラン「Dining on the Hill」が改装工事のためクローズしていました。また、朝食の提供スタイルも通常とは異なるなど、いくつか通常営業とは異なる点がありましたが、これらの施設は2026年12月1日の再開を予定しています。

今回のリニューアルを経て、さらに魅力を増すシックスセンシズ サムイ。新しく生まれ変わったリゾートで、より充実した滞在を楽しんでみてはいかがでしょうか?

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Six Senses Samui
住所:9, บ้านปลายแหลม, 10, Bo Put, Ko Samui District, Surat Thani 84320, Thailand
今回ステイしたお部屋 :Ocean Front Pool Villa Suite
お値段 :THB41,250~ およそ193,000円~ *時期により変動します *最低二泊~
Profile
Hotel Ambassador
末良 真里奈
好きな時に好きな場所に旅をする。これまでに41ヵ国を訪れた、自称Travelholic(トラベルホリック=旅行中毒)。 “何が一番好き?”と聞かれたら、迷わず”旅行”と答える。
幼い頃から家族でよく海外旅行に行っていた事もあり、気付いたら旅行はわたしの人生に、不可欠なものとなっていた。
世界中を渡り歩き、気付いたら職業までもが「旅行」に関するホテル業界に。世界中から訪れる人々と交流したい、誰もが憧れる様な世界にいたい、という想いをもち、世界各国に展開している外資系5つ星ホテルに就職。京都、ロンドン、東京、シドニー、大阪で約10年間の経験を積み、現在はフリーのHotel Ambassador、そしてトラベルアドバイザーとして活躍中。