執筆者:末良 真里奈
vol.45
OZEN RESERVE BOLIFUSHI
皆さん、こんにちは。
前回は、モルディブの魅力を存分に楽しめる「OZEN LIFE MAADHOO」をご紹介しました。
今回は、同じTHE OZEN COLLECTIONの中でも、ウルトララグジュアリーな滞在を叶える「OZEN RESERVE BOLIFUSHI」にフォーカスして、その魅力をご紹介したいと思います。
モルディブでは、リゾート間を直接移動することは、チャーター便などを利用しない限り基本的にはできません。そのため、一度首都マレに戻り、そこから各リゾートが用意するスピードボートなどで移動するのが一般的です。
今回も、マレから「OZEN RESERVE BOLIFUSHI」まではスピードボートでおよそ40分。
青く輝くインド洋を進むこと約40分、いよいよ「OZEN RESERVE BOLIFUSHI」に到着です。
ボートを降りると、総支配人をはじめ、約10名のスタッフの皆さんが、音楽とともに温かく出迎えてくださいました。



澄み渡る青い空、どこまでも続く美しい海。ウェルカムドリンクには、フレッシュなココナッツウォーターをいただきました。もちろん、シャンパンを選ぶこともできます。

そのまま、「SANGU BEACH RESTAURANT」へ移動し、まずはランチをいただきます。
こちらでは、レバノンやモロッコをはじめとする、中東ならではのエキゾチックな料理を楽しむことができます。

そして何より心を奪われるのが、目の前に広がるこの景色。


青い空とどこまでも続くターコイズブルーの海を眺めながらいただくランチは、それだけで格別なひとときです。
お部屋の準備が整ったとのことで、いよいよ客室へ。
今回も前回と同様、バトラーがバギーでお部屋まで案内してくれます。
今回私がステイしたのは、「Ocean Pool Suite」。
なんとその広さは、239㎡。ゆったりとした開放感のある空間に、名前の通り、専用のプライベートプールが備えられています。




そして、このお部屋の最大の魅力は、なんといっても目の前に広がるインド洋。
プールでのんびり過ごすのはもちろん、気が向いたらそのまま海へダイブインすることもできます。


ミニバーはOZEN LIFE MAADHOOと同様、アルコール類を含め、すべて無料で楽しめます。


ウェルカムアメニティーは、フルーツの盛り合わせ、スイーツの盛り合わせにフルボトルのシャンパン。

クローゼットエリアも、充分すぎるくらいの広さ。


シャワールーム、バスルームも使いやすい作り。


また、OZEN RESERVE BOLIFUSHIでは、各部屋に専用の自転車も完備。自分の名前が入った特別仕様で、ちょっとしたところにも特別感が感じられます。

この自転車に乗って、早速島内を散策へ。どこまでも続く青い海を眺めながら、美しいヴィラが立ち並ぶ島内をのんびり走ります。ところどころには、ひと休みできる場所も用意されています。


夕方は、メインバーとプールを備えた「OZAR」で、夕食前の一杯を。


ゆっくりと沈みゆく夕日を眺めながら、素敵なひと時を過ごしました。
ディナーは「SOYI」にて。アジア各地の味わいを取り入れた料理を楽しめる、個性豊かなレストランです。

タイ、中国、ベトナム、そして日本料理を融合させた多彩なメニューが揃い、どれも気になるものばかり。豊富なラインナップに、思わず何を選ぶか迷ってしまいます。




お腹も心も満たされ、心地よい夜風を感じながら、ゆっくりと歩いてヴィラへ。


翌日は、珍しくジムからスタート。朝一番に訪れると、まだ誰もいないジムを贅沢に独り占め。目の前に広がる海を眺めながらの運動は、いつも以上に心地よく、苦になることもありません。

そして朝食は、今回初めて体験するものの一つ、「フローティングブレックファスト」。
その名の通り、お部屋のプールに朝食を浮かべていただくという、なんとも贅沢なスタイルです。

ベーカリーバスケットやカットフルーツはもちろん、フムスやチーズの盛り合わせ、さらにはなんと、お寿司まで!
お腹が満たされた後は、スパトリートメントへ。

スパエリアはとても広く、さまざまなアクティビティやワークショップが行われています。さらに、屋外にはヨガスペースまでも完備。


トリートメントルームは海に囲まれており、そしてこのお部屋は3人同時に施術を受けることができる、広々とした空間になっています。


そしてこの日は、今回の滞在で楽しみにしていたアクティビティの一つ、「Snorkelling Nurse Shark(ナースシャーク・シュノーケリング)」を体験しました。
ホテルからボートで約40分。スタッフの方がサメのいるポイントを探してくれます。
そして、ポイントに到着すると……

なんと、目の前にはサメとエイの群れが!!
「サメ」と聞くと、どうしても怖いイメージがありますが、現地のスタッフの方によると、9割ほどのサメは人を襲うことのない、おとなしいサメなのだそう。
一方、残りの1割は……映画『ジョーズ』に出てくるような、いわゆる「怖いサメ」とのこと。
とはいうものの、あまりにも至近距離にいるサメに、さすがに緊張……。
それでも、日本ではなかなか経験することのできない、貴重で素晴らしい体験となりました。
なお、こちらのアクティビティは宿泊料金には含まれておらず、別途料金がかかります。
また、天候にもよると思いますが、この日は波がかなり高く、シュノーケリング中も体が大きく上下するほどでした。私は少し気分が悪くなってしまったので、船酔いしやすい方は、事前に酔い止めを飲んでおくことをおすすめします。
ホテルに戻って少しすると、あっという間に日が暮れて、辺りはすっかり暗く。

レストランの周辺には、いくつかのショップが並んでいます。ビーチウェアや香水、モルディブのお土産屋さんなど。


この日のディナーは、伝統的なインド料理を味わえる「SAFFRON」へ。

レストランに到着すると、まずはローズウォーターで手を清める、インド料理店ならではの粋な演出がお出迎え。

広々としたガーデンをゆっくりと抜け、いよいよ店内へ。まずはシャンパンで乾杯し、ディナーが始まります

そして、リゾート内のレストランやバーを訪れるたびに感じるのが、滞在中の「値段を気にせず楽しめる」心地よさ。
最初の一杯のシャンパンから、料理に合わせた白ワイン、そして赤ワインへと続くグラス。好きなものを好きなだけ楽しめる、このストレスフリーな感覚は、まさにTHE OZEN COLLECTIONならではの贅沢です。
お料理は、ターリーメニューといい、インドやネパールなどの南アジアで親しまれている、大きな金属製のお皿に数種類のおかずや主食を一度に並べた「インド版の定食セット」を、ベジタリアンまたはノンベジタリアンから選びます。
私はベジタリアンメニューをチョイス。

ビリヤニをはじめ、数種類のカレーに、チキンを思わせるカッテージチーズの一品、そしてデザートまで。色とりどりの料理が一皿に美しく盛り付けられ、目にも楽しいプレートです。
ひと口ごとに異なるスパイスの香りや味わいを楽しめて、ボリュームも満点。 ベジタリアンとは思えないほどの満足感で、見た目も味も大満足のディナーとなりました。
さて、翌日の朝食は「Vista del Mar」へ。
こちらのオールデイダイニングでは、開放感のある店内はもちろん、屋外の席でも朝の心地よい空気を感じながら食事を楽しむことができます。

朝食は種類豊富なビュッフェスタイル。さらに嬉しいのが、目の前でシェフが好みのフルーツをカットしてくれるサービスです。



お部屋でのんびりとした時間を過ごした後は、「SANGU BEACH」でランチを。
これだけ毎日、食べて飲んで……とリゾートステイを満喫していると、さすがに少しずつお腹もいっぱいになってきます(笑)
ということで、この日は軽めにサラダをチョイス。

そのあとは、またお部屋のプールで泳いだり、ハンモックに寝転がったり……。
予定を詰め込むことなく、気の向くままに過ごすひととき。 プライベートな空間でゆっくりと時間が流れていく、そんな贅沢な午後を満喫しました。
ディナーの前には、CUVEEにて、ソムリエによるワインテイスティングを。



香りや色の見分け方から、それぞれのワインをどんな料理と合わせるとより美味しく楽しめるのかまで、今回のテイスティングを通してたくさんのことを学びました。
そして、特に印象に残ったのが、モルディブならではのワイン文化。
イスラム教を国教とするモルディブでは、イスラム教徒による飲酒が禁じられています。今回、私たちを担当してくださったソムリエもモルディブ出身の方。ワインのテイスティングをする際は、口に少量を含んで風味を確かめるものの、実際に飲み込むことはしないのだそうです。
豊富な知識と確かなテイスティング技術を持ちながら、文化や宗教上の理由からワインを飲むことはない——。そのお話を伺い、ソムリエという仕事の奥深さを改めて感じたひとときでした。
なお、こちらのワインテイスティングは宿泊料金には含まれておらず、別途おひとり様USD150(およそ24,000円)。最大10名まで参加することができます。
ホテルでの滞在をさらに充実させてくれる、特別な体験のひとつです。
ここ「CUVEE」は、モダン・ガストロノミックな体験を楽しめる「ORIGINE」内にあるスペース。通常は別途追加料金がかかるのですが、今回は特別にこちらでディナーをいただくことができました。

お肉または魚を主役に、全5品で構成されたコース仕立てのディナーです。
私は、お肉のコースにも魚のコースにもそれぞれ気になる料理があったため、前菜はお肉のコースから、スープは魚のコースからというように、好みの料理を組み合わせてオーダーしました。
コースの枠にとらわれず、その日の気分や食べたいものに合わせて楽しめるのも嬉しいところです。
ブレッドから始まり、前菜にはビーフタルタル、スープはシーフードビスクを。メインには和牛ステーキを選び、デザートはティラミスをいただきました。





モルディブというと、やはり新鮮なシーフードを思い浮かべますが、お肉料理も驚くほど美味しく、素材の良さを存分に感じられる味わい。
お腹も心も満たされ、モルディブでいただく最後のディナーを、ゆっくりと味わい尽くしました。
この日も早めに就寝し、いよいよ出発の朝。
「海だけで、することがなかったらどうしよう」と、少し心配していた今回のモルディブ滞在。
ところが、ふたを開けてみれば、食事やワイン、さまざまなアクティビティ、そして何より、何もしない贅沢な時間まで……。毎日が驚くほど充実していて、気がつけば6泊7日はあっという間に過ぎていました。
何より、この青い海を見ているだけで、心が軽くなったような気がします。


最後の朝は、フルーツを軽くいただいて、いよいよ出発の時がやってきました。
名残惜しさを感じながらも、スピードボートに乗り込み、OZEN RESERVE BOLIFUSHIを後にします。

桟橋では、総支配人をはじめ、たくさんのスタッフの皆さんが最後まで手を振りながら見送ってくださいました。
ボートが少しずつ遠ざかっても、皆さんの姿が見えなくなるまで手を振り続けてくださる姿に、胸が温かくなります。
最後の最後まで心に残るおもてなしを感じながら、リゾートを後にしました。

いかがでしたでしょうか?
「OZEN RESERVE BOLIFUSHI」には、3ベッドルームのヴィラも用意されており、三世代でのモルディブ旅行にもぴったり。家族みんなで、ゆったりとリゾートステイを楽しむことができます。
また、水上ヴィラだけでなく、陸上にあるプールヴィラなど、滞在スタイルに合わせて選べるお部屋のバリエーションも魅力のひとつ。
そして、全90室に対して、なんとスタッフは約500名。 宿泊客一人ひとりに寄り添った、きめ細やかなサービスが随所で感じられるのも納得です。
さらに、3歳以上のお子さまが楽しめるキッズクラブも完備。
9時から18時までオープンしており、常時スタッフがいるので、安心してお子さまを預けることができます。館内では、年齢に合わせて楽しめるさまざまなアクティビティを用意。
そして驚くのが、その広さ。こちらのキッズクラブは、なんとモルディブで2番目の広さを誇るのだそう。
もちろん、シュノーケリングセットやカヌーなど、ウォーターアクティビティ用の器具も無料でレンタルできます。好きなタイミングで海へ出かけ、思い思いにマリンアクティビティを楽しめるのも嬉しいポイントです。※一部、有料のレンタル用品もあります。
私自身、これまでモルディブには「ハネムーンで訪れる場所」というイメージがありました。
ですが今回、THE OZEN COLLECTIONでの滞在を通して、その印象は大きく変わりました。今では、「毎年でも訪れたい場所」と思えるほど。
目の前には、息をのむほど透き通った美しい海。オールインクルーシブだからこそ、食事もお酒も好きなだけ楽しめ、さらに充実したアクティビティまで用意されています。
何もしない贅沢を楽しむことも、思い切り遊ぶこともできる。そんな自由な過ごし方ができるモルディブは、特別な記念日だけに訪れる場所ではなく、日常を離れて心と身体をリセットしたいときにもぴったりの場所なのだと、今回の滞在で実感しました。
「また来年も、この海に会いに来たい」。
そう思わせてくれる、忘れられない6泊7日となりました。
皆さまもぜひ、「OZEN LIFE MAADHOO」と「OZEN RESERVE BOLIFUSHI」の2つのリゾートをセットで訪れてみてはいかがでしょうか。
それぞれに異なる魅力があり、2つのリゾートを巡ることで、モルディブのさまざまな表情を楽しむことができます。
私自身がそうだったように、きっとモルディブという場所のイメージを、良い意味で覆してくれるはず。
美しい海に癒され、美味しい食事やお酒を楽しみ、思い思いの時間を過ごす——。そんな贅沢なひとときを、ぜひ一度体験してみてください。