執筆者:末良 真里奈

vol.40
Park Hyatt Siem Reap

皆さん、こんにちは。
前回はカンボジアのシェムリアップのホテルについてご紹介いたしましたが、今回も前回に引き続きシェムリアップのホテルについてご紹介したいと思います。

今回ご紹介するホテルは、シェムリアップの街中に佇む、国際的に有名なホテル。
「パークハイアット シェムリアップ」です。

ハイアットグループのカンボジア初となるラグジュアリーホテルとして、2013年に開業しました。シェムリアップの中心地に位置し、アンコール遺跡観光に最適なロケーションを誇ります。

まず、ロビーにてチェックイン。クメール彫刻や現代アート、アンティーク家具が随所に配され、まるで美術館のような空間。

ウェルカムドリンクが選べるほか、チェックイン中に5分の首肩マッサージのサービスが。これは嬉しい!

トゥクトゥクのデザインの可愛らしいルームキーをもらい、お部屋へエスコートしていただきました。

今回私がステイをしたのは、「1 King Bed」という、35平米のお部屋。サイズの割には、広々しています。


ダブルシンクに、そしてバスタブも完備。

バスアメニティーはLE LABO。

ミニバーはかなりシンプルながら、必要なものが揃っています。

ウェルカムアメニティーは、フルーツの盛り合わせ、ナッツにカンボジアのお菓子。

少しリラックスをしてから、先ほどのロビーエリアの奥にある「The Living Room」にて昼食。

ここでいただいたのは、「The Living Room」のシグネチャーコース「Khmer Journey of Flavors」。カンボジア25州の豊かな食文化を巡るガストロノミー体験です。

バッタンバンの肥沃な田園地帯で育まれたお米、世界的に名高いカンポットペッパー、トンレサップ湖の豊かな水産資源、シェムリアップの南国フルーツなど、各地域を代表する食材を一皿一皿に表現。

エグゼクティブ・スーシェフのKimsan氏が、家庭で受け継がれてきた郷土料理や地域ごとの食文化に着想を得ながら、洗練された技法で現代的に昇華させています。カンボジアの自然や風土、そして人々の暮らしを感じられる、旅するような美食体験が楽しめるコースです。

一つ一つが小さく見えますが、実はかなり大きく、3〜4人でちょうど良い量だと思います。1〜2人で召し上がる際には、お腹を空かせておくことをお勧めします!こちらのワンセットで、およそ22,000円。

さて、その後は、スパトリートメントへ。シェムリアップの中心部にいることを忘れてしまうほど静かな空間に佇むスパは、まるで緑豊かなオアシスにひっそりと隠された隠れ家のよう。


スパ施設のすぐ隣には、開放的なプールが。

中庭の中央には、ホテルのシンボルである樹齢を重ねたバンヤンツリー(ガジュマル)が悠然と佇みます。東南アジアで「生命の木」とも称されるこの大樹が、街中とは思えない静寂と神秘的な空気を生み出し、パークハイアット シェムリアップを象徴する特別な空間を演出しています。

さらに館内には、思い思いの時間を過ごせるリラックススペースが随所に設けられています。緑に囲まれたラウンジや中庭を望むソファ、静かに読書やティータイムを楽しめるコーナーなど、どこにいてもゆったりとした時間が流れます。

さて、ディナーは館内の「The Glasshouse」にていただきました。
焼きたてのクロワッサンを主役にしたカフェでは、バターが香る定番のクロワッサンをはじめ、クロワッサンをアレンジした軽食やサンドイッチ、自家製アイスクリームやペストリーまで、多彩なメニューを楽しめます。クロワッサン好きには、外せないカフェです。

クロワッサンのパリッと香ばしい生地を生かしたポークミンチパイやマルゲリータなど、ユニークなセイボリーメニューも充実。

25品からなる「Khmer Journey of Flavors」を堪能した後のディナーには、軽やかな味わいがちょうど良い一皿でした。お腹も心もすっかり満たされ、その夜は心地よい余韻に浸りながら早めに就寝。

そして翌朝は、旅先で毎回楽しみにしている朝食から一日がスタートします。
「The Dining Room」は、色鮮やかなアートが壁を彩る、遊び心と落ち着きが調和した空間。モダンなデザインの中にも温もりが感じられ、朝のひとときを心地よく過ごせるレストランです。

色とりどりの南国フルーツをはじめ、焼きたてのパンが並ぶ充実のビュッフェに加え、卵料理はシェフが目の前で一皿ずつ丁寧に仕上げてくれます。




それに加え、アラカルトメニューをオーダーできます。

朝食を終えてレストランを出ると、中庭がにぎやかな雰囲気に包まれていました。
そこでは、伝統的なクメールコーヒーの試飲をはじめ、館内の随所で目にしたハスの花のオーナメント作り体験、新鮮なココナッツウォーターのサービス、さらには気軽に楽しめるマッサージコーナーまで用意されています。



カンボジアならではの文化やおもてなしに気軽に触れられる体験が充実しており、ただ滞在するだけでなく、その土地の魅力を五感で感じられるのもパークハイアット シェムリアップならではの魅力です。

一泊二日の滞在は、本当にあっという間でした。
ホテルカーでシェムリアップ・アンコール国際空港へ。所要時間は約45〜60分。名残惜しさを感じながらホテルを後にし、カンボジアでの特別な旅は幕を閉じました。

いかがでしたでしょうか?
前回ご紹介したホテルとはまた違った、パーク ハイアット シェムリアップならではの文化体験やデザイン、そして食の魅力をご紹介しました。

シェムリアップの中心部という便利な立地にありながら、館内は緑豊かで落ち着いた雰囲気。クメール文化を随所に感じられる空間づくりや、滞在中に楽しめるさまざまなアクティビティは、このホテルならではの魅力でした。

アンコール遺跡観光を快適に楽しみながら、ホテルでもカンボジアの文化や食に触れたい方におすすめの一軒です。

 

Park Hyatt Siem Reap
住所 :Sivutha Blvd, Krong Siem Reap 17252 カンボジア
今回ステイしたお部屋 :1 King Bed
値段 :一泊*約USD195~ (およそ31,000円~) *時期により変動します
Profile
Hotel Ambassador
末良 真里奈
好きな時に好きな場所に旅をする。これまでに39ヵ国を訪れた、自称Travelholic(トラベルホリック=旅行中毒)。 “何が一番好き?”と聞かれたら、迷わず”旅行”と答える。
幼い頃から家族でよく海外旅行に行っていた事もあり、気付いたら旅行はわたしの人生に、不可欠なものとなっていた。
世界中を渡り歩き、気付いたら職業までもが「旅行」に関するホテル業界に。世界中から訪れる人々と交流したい、誰もが憧れる様な世界にいたい、という想いをもち、世界各国に展開している外資系5つ星ホテルに就職。京都、ロンドン、東京で約5年間の経験を積み、現在はフリーのHotel Ambassadorとして活躍中。