老後の生活費

60歳を過ぎると、子どもが成人し、将来の不安が増える時期となります。老後の生活費の確保が大切になりますが、計画的に貯蓄をしていくことが重要です。そこで今回は、60代の方が老後の生活費を確保するためにできることをご紹介します。

どのくらいかかるのか

老後の最低日常生活費は、月額平均23.2万円※程度の生活費がかかるとされています。さらにゆとりのある生活をしようとすると、毎月の生活費がかかると考えられています。

生活費以外にも、リフォームやお祝い金、入院、老人ホームなどの思わぬ出費も検討しておかなければなりません。

出典：公益財団法人生命保険文化センター

老後の生活を貯める・増やす

貯蓄をしていく

将来の不安を解消するために、計画的に貯蓄をしていくことが大切です。貯蓄をするためには、毎月の予算を決めて、貯蓄に回すことが最も効果的です。

投資をして生活費を増やす

いきなり多額の投資にチャレンジするのではなく、老後に備えて余力のある資金から投資をスタートするのが良いでしょう。少額から計画的に資金を運用していくことが必要です。現在では、数万円程度から始められる商品もあり、自分に合った投資方法を慎重に検討することが重要です。

老後の生活費を減らす

在庫をリスト化！余計なものを買わない。

無駄な買い物をしないように、ストックしてある食品や日用品などは常にチェックしておきましょう。ついつい無駄買いしてしまって、不要なものを購入したり、期限切れで廃棄しなければならないことがあるので、そういった商品を買わないように自宅にある食品や日用品をリスト化しておくと良いでしょう。

格安SIMなど固定費を見直す

毎月の固定費で削減できるものもあります。携帯電話の通信費などは使っていないのに高額プランで契約していることがあります。格安SIMを使うことで毎月の通信費を減らせるかをチェックしてみましょう。

生活習慣を見直す

生活習慣を見直すことで、節約をすることができます。生活習慣を見直すことで、支出を減らすことができ、貯蓄を増やすことができます。余計にかかっている費用は、それぞれの家計やライフスタイルによって変わります。まずは家計簿をつけて、毎月かかっている費用を可視化して、無駄と思われるものを減らして、老後の生活費を確保していきましょう。