子どもや孫から「スマホは便利だから変えてみてはどうだろう」と提案され、悩んでいませんか。
スマホはガラケーと比べてできることが多くなり、とても便利です。しかし、使い慣れないスマホに変えることに不安を抱く人も多いでしょう。
今回は、ガラケーからスマホに乗り換えて便利になることを具体的にご紹介します。事前に知っておきたいことや、使いこなすための心構えも紹介しているのでぜひ参考にしてください。
便利なスマホに乗り換えて快適なシニアライフを送りましょう。
ガラケーからスマホに変えると便利になること
スマホには便利な機能を持つアプリがたくさんあります。スマホ1つあればカメラや本、DVDの代替品になるほどです。
具体的には、以下のような便利な使い方ができます。
- 写真が手軽に撮れる
- 健康管理を手軽にできる
- 好きな音楽をいつでも楽しめる
- 本や雑誌、新聞が読める
- 映画や動画を見られる
- 孫や友人とのコミュニケーションが取りやすくなる
- 気軽に買い物ができる
順番に確認していきましょう。
その1.写真が手軽に撮れる
スマホを使えば、高画質な写真が手軽に撮れるようになるでしょう。
スマホには、デジカメ(デジタルカメラ)に匹敵するほど高画質なカメラが搭載されています。
そのため、一眼レフのような本格的なカメラがよいといったこだわりがないのであれば、スマホで十分きれいな写真を撮ることが可能です。
お出かけ先で思い出を残したり、孫やペットの可愛い瞬間を残したりできます。
もちろん、写真を見返すことも簡単で、友人に気軽に見せることもできますよ。
その2.健康管理を手軽にできる
体調の一元管理をスマホで手軽にできます。歩数や睡眠時間、心拍数、ウォーキングの距離などを記録してくれるため、生活習慣の改善に繋がるでしょう。
意識して運動をしていなかった人も、スマホを機に運動に目覚めるかもしれません。
その3.好きな音楽をいつでも楽しめる
スマホでは、ガラケーよりも豊富な種類の音楽配信サービスを利用できるため、いつでも好きな音楽を楽しめるようになります。
家のなかではもちろん、外出中でも可能です。
懐かしい歌謡曲から最新の音楽まで幅広く配信しているため、きっと好きな音楽が見つかりますよ。
その4.本や雑誌、新聞が読める
スマホを使って、本や雑誌、新聞などを読むことが可能です。
書籍を購入すると家の本棚が埋まっていきますが、スマホなら場所を取りません。
もちろん、外でも読めるので空き時間を有効活用できます。
その5.映画や動画を見られる
スマホなら、映画やテレビ番組、動画を楽しむこともできます。ガラケーと違って高画質で動画が見られるため、満足感があるでしょう。
わざわざレンタルしにいったり、テレビ番組を録画したりする必要がなくなります。
事前にスマホに動画を入れておけば、いつでも再生できるので移動時間を快適に過ごせるでしょう。
その6.孫や友人とのコミュニケーションが取りやすくなる
スマホを持っていると、孫や友人とのコミュニケーションが取りやすくなります。
スマホは簡単に文章や画像、動画を送れるので、ガラケーのメールよりも気軽に連絡を取り合えるようになるでしょう。
Facebook(フェイスブック)やTwitter(ツイッター)、Instagram(インスタグラム)のようなSNS(ソーシャルネットワークサービス)を使えば、疎遠になっていた人とも交流を持つきっかけとなります。
孫や友人と気軽に連絡が取れるようになることで、より楽しく安心できる毎日を過ごせるでしょう。
その7.気軽に買い物ができる
スマホがあれば、もっと気軽に買い物ができるようになります。
欲しいものがあってもわざわざお店へ出向かず、家のなかからネットショッピングを楽しめるからです。
最近ではネットスーパーで食料品や日用品を購入できるため、足腰の悪いご年配の方にとっては非常に便利な機能ですね。
ガラケーからスマホに変えるまえに知っておきたいこと
スマホに変えると、ガラケーとは違う機械を操作することになります。そのため操作方法や使い方が大きく変わることを理解しておきましょう。
なかでも事前に知っておきたいことは、以下の3つです。
- 画面の操作はタッチパネルになる
- ガラケーより大きい本体になる
- アプリを取得して自分用にカスタマイズできる
どのように変わるかを知っておけば、スマホにしたときの戸惑いを軽減できますよ。
その1.画面の操作はタッチパネルになる
スマホの操作は、物理的なボタンではなく、画面のタッチパネルで行います。ボタンがない分、画面が大きくなるため操作がしやすくなるでしょう。
一方でボタンのように押した感覚がなく、はじめは操作がしにくいと感じることもあるかもしれません。
とくに文字入力は、ガラケーと同じ入力方法に設定しておいたほうが使いやすいですよ。
押したときに音を鳴らしたり、振動させたりして押した感覚が分かるよう設定するのがおすすめです。タッチパネル操作には、少しずつ慣れていきましょう。
その2.ガラケーより大きい本体になる
折りたためるガラケーと比べると、スマホの本体は大きいです。そのため、画面も大きくなるので文字や画像が見やすくなっています。
一方で、スマホが持ち運びにくいと感じる人もいるでしょう。
そのような人は、首からかけられるストラップや肩にかけられるスマホポーチなどの便利グッズの活用をおすすめします。
その3.アプリを取得して自分用にカスタマイズできる
スマホには、アプリというメールや電話、ゲームなどの機能を持つプログラムを自由に入れたり消したりできます。
ガラケーはもともと入っている機能しか使えません。しかし、スマホでは必要な機能を自分で追加することが可能です。
なかには有料のものもありますが、アプリの多くは無料で使えますし、無料のものでも基本的な機能は備わっていますよ。
はじめは、どのようなアプリが必要なのか、どのようにインストールするのか戸惑うかもしれません。
最近はスマホを購入したときに、よく使われるアプリがあらかじめインストールされているものが販売されています。
また、子どもや孫、携帯電話会社のスタッフに教えてもらうとスムーズに使い始められるでしょう。
スマホを便利に使いこなすための心構え
もしかすると、スマホに興味はあってもいままでとは違う電話に変えることが億劫になっている人もいるかもしれません。
しかし、以下の2つの心構えがあれば、快適にスマホを使いこなせるようになるはずです。
- 最初はできなくても当たり前
- 使いやすい機種選びが重要
順番に確認して、スマホを購入することを前向きに検討してみてくださいね。
心構え1.最初はできなくても当たり前
スマホに変えると「難しい」と挫折してしまいそうになるかもしれませんが、安心してください。ご年配の方に限らず、若い人でもスマホを初めて持ったときは難しいと感じるものなのです。
まずは、電話と写真の使い方を覚えて、ほかにやってみたいことが出てきたらそのたびに覚えていくようにしましょう。
すべての機能を使いこなす必要はありません。気楽に挑戦してみてくださいね。
心構え2.使いやすい機種選びが重要
ご年配の方や初心者向けに、使いやすいスマホの機種が販売されています。
ワンタッチで電話がかけられたり、よく使うアプリが待ち受け画面に最初から分かりやすく並べられていたりと、簡単に使えるよう工夫されています。
なかには、「子どもと同じ機種だとすぐ聞けるから」と家族と同じ機種を選ぶ人もいます。
わざわざ難しい機種を選ぶよりも、「自分が使いやすい」と思える機種を吟味しましょう。
まとめ
ガラケーからスマホに変えることで、便利になることはたくさんあります。
初めは操作が難しいと感じるかもしれません。しかし、慣れればコミュニケーションが取りやすくなったり、高画質なカメラ機能を気軽に使えたりするなど、生活をより豊かにしてくれるでしょう。
子どもや孫、携帯電話会社のスタッフなどに質問をしながら操作を覚え、ぜひたくさん使ってみてください。