「お医者さんにダイエットを勧められたけど、どうしたら良いのかわからない」

「年齢的にダイエットが厳しい」

この記事では、健康維持にも役立つ50代の方におすすめのダイエット方法をご紹介します。

日常生活に取り入れやすい方法を厳選したので、ぜひ参考にしてください。

50代の身体と若い頃の身体の違い

痩せる仕組みは、消費カロリーが摂取カロリーを上回るだけです。

しかし、年を重ねるほどに基礎代謝量が減るため、消費カロリーが摂取カロリーを上回るのが難しくなってきます。

50代の基礎代謝量は、10〜11歳と比較して10kcalも劣るといわれているのです。

基礎代謝量が落ちた分、運動量の増加や摂取カロリーの削減で調整しなければいけません。

失敗しないためにも、最低限のルールとして以下の2つに注意しましょう。

1.偏った食事制限はやめましょう

ダイエットをする際に、炭水化物を抜いたり、断食をしたりと偏った食事制限をする人がいます。

しかし、食生活の乱れは生活習慣病につながるため注意が必要です。

極端な食事制限は栄養不足などを招き、かえって体を悪くする原因となります。

2.体力に不相応な運動は危険です

運動のやりすぎは、心臓病や脳卒中のリスクを高めます。

急激な運動は、心臓を含む身体に負担をかけるからです。

体力に不相応な運動は危険ですので、あなたが今できる範囲でダイエットを行いましょう。

50代の方におすすめのダイエット方法

50代の方におすすめのダイエット方法をご紹介します。

急激な食生活の改善や、運動習慣の改善には危険が伴うので以下4つの簡単なことから始めてみましょう。

その1.毎日の食事や運動量を変えていく

食事であれば、農林水産省の食事バランスガイドなどを参考に、バランスの良い食生活へと徐々に変えてみてください。

参考:「食事バランスガイド」教材:農林水産省

 

運動であれば、激しい運動の危険性を考えて、厚生労働省の健康日本21の対策などを目安に運動する機会を増やしてみましょう。

参考:身体活動・運動|厚生労働省

 

こうした、食事や運動量の変化の積み重ねがダイエットにつながります。

その2.カロリーの高い食事を控える

カロリーの高い食事は偏った食生活の原因となり、以下の疾病のリスクを高めます。

  • 肥満
  • 糖尿病
  • 高血圧症
  • がん
  • 骨粗しょう症 など

カロリーが高い食事であるお菓子や揚げ物などを避けるだけで、肥満を避けやすくなるのです。

ダイエットを考えるなら、カロリーの高い食事にならないように調整しましょう。

その3.移動手段を変える

痩せるためには、運動で消費カロリーを増やすことが大切です。

家から駅までバスを使っていた人は、自転車や徒歩に変えてみるなどすると消費カロリーが増えます。

高齢期の1日の歩数は8,000歩が目安とされているので、目指してみると良いでしょう。

その4.休日に身体を動かす

休日に身体を動かす時間を取り入れるのも良い方法です。

高齢期の運動目安としては、ランニングや水泳など負荷の高い運動を、週75分以上行うのが望ましいとされています。

もちろん、急激な運動は負担になるという注意点も踏まえて、できることから始めるというのでも良いですね。

家族や友人と一緒にすると、継続しやすくなるでしょう。

まとめ

50代のダイエット方法で大切なのは、体に負担をかけることなく継続して行うことです。

年齢を重ねると体力が衰えるため、無理な食事制限や急な運動をするとは身体を壊してしまいます。

まずは自分の生活を見直して、できることから少しずつ改善してみてください。