日々の習慣で認知症予防!効果が期待されている5つの方法を紹介

「親の物忘れが多いけど、もしかして認知症?」

「ハッキリしないし、伝えても『違う』と言われる。」

親が高齢になってくると、認知症への心配は尽きません。

この記事では、今すぐ始められる認知症予防や検査のサインについてご紹介します。

物忘れとは違う?認知症の症状とは

認知症とは、精神機能が低下して、日常生活や社会生活を営めなくなることを指します。

年齢を重ねるごとに発症しやすくなるので注意が必要です。

認知症では経験を丸ごと忘れるため、経験の一部を忘れる「物忘れ」とは異なります。

認知症の主な症状

認知症の主な症状を見ると、物忘れとは違うことに気づくでしょう。

症状 具体的な症状 日常生活へのリスク
記憶障害 エピソードを丸々忘れる 何度も食事を採る、徘徊のおそれ
見当識障害 時間・場所・人がわからなくなる 「物を盗られた」という被害妄想
実行機能障害 服を着たり、料理をしたりすることが難しくなる 自立生活への支障
理解、判断力の低下 瞬時の理解や判断が難しくなる 車の運転など、瞬時の判断を求められるものは危険

認知症では「体験の記憶自体」が抜け落ちてしまうので、日常生活も困難になります。

日々の習慣に!認知症予防が期待できる5つの方法

認知症の予防は、普段の生活から取り入れられます。

すぐに試せる5つの予防方法を紹介するので、徐々に始めていきましょう。

1.運動する

認知症予防としては、ウォーキングや散歩など、少し息切れする程度の軽い有酸素運動がおすすめです。

また、以下に気をつけると無理なく運動を続けられます。

  1. からだを動かす時間は少しずつ増やしていく。
  2. 体調が悪いときは無理をしない。
  3. 病気や痛みのある場合は、医師や健康運動指導士などの専門家に相談を。

認知症のリスクを下げるためには、週2日以上かつ30分以上の運動を目標にしてみましょう。

2.知的活動をする

認知症の予防には、知的活動が効果的とされています。

  • 日記を書く
  • 新聞を読む
  • クロスワードパズルをする
  • 楽器を演奏する
  • 絵を書く
  • 農作業
  • 手料理 など

このように、手軽ですぐにできるものを認知症予防として取り入れてみましょう。

3.他者と交流する

他者との交流も認知症予防に効果的といわれています。

以下2グループに分けた研究で、人と集まって会話することが認知症予防になるという結果が出ています。

  • 週3回集まって話をしたグループ
  • 何もしなかったグループ

認知症予防のために、家族や友人、同僚などと会うように意識してみましょう。

4.バランスの良い食事を摂る

認知症を予防するためには、野菜や果物、魚を中心に摂るようにしてください。

抗酸化物質 野菜や果物などに含まれる
ビタミンE、ビタミンC、βカロチン
長鎖不飽和脂肪酸 魚油に含まれる
ω-3系

マグロやサンマ、イワシなどの青魚に含まれるEPA・DHAの摂取も、認知症予防に効果が期待できます。

これらの食材を取り入れながら、バランスの良い食事を摂りましょう。

5. 十分な睡眠を取る

夜更かしをする75歳以上の人は、認知症のリスクが高まると報告されています。

午後9時〜11時の間に寝る人と、午後11時以降に寝る人を比較すると、発症リスクは1.83%も高くなったのです。

夜更かしをせずに睡眠をすることが、認知症の予防につながるといえるでしょう。

こんな場合は要検査!早期発見に繋がる4つのヒント

認知症予防は大事ですが、すでに初期症状がある場合には検査が必要です。

認知症は、年齢を重ねるごとに発症率が高まるため、早めの段階で対策をしておきましょう。

(1)物忘れが多くなる

物忘れが多くなってきたら、認知症の前兆かもしれません。

  • 会ったばかりの人の名前を忘れる
  • 同じことを何度も言う・聞く
  • 慣れた道でも迷う
  • 約束の日時を忘れてしまう

歳を取ると脳の老化によって物忘れをしやすくなりますが、経験自体を忘れている場合には注意が必要です。

(2)判断・理解力が衰える

言われたことが理解できなかったり、正しい判断ができなかったりする場合には要注意です。

  • 話のつじつまが合わなくて何度も聞き返される
  • 運転や料理で失敗が多くなる
  • どうしたら良いのか思いつかなくなる

悪化すると、赤信号でも渡ってしまったり、スーパーの売り場でお惣菜を食べてしまったりしてしまうこともあります。

(3)人柄が変わる

最近、言い方がキツくなったなど人柄が変わったと感じる場合は、認知症の初期症状かもしれません。

  • 怒りっぽくなった
  • 周囲への気遣いがなくなった
  • 自分の失敗を人のせいにする

気になる言動がないか確認し、自分で判断できないときは家族や友人に聞いてみてください。

(4)意欲がなくなる

何に対しても意欲がなくなることも、認知症の初期症状といわれています。

  • 身だしなみに気を遣わなくなった
  • 趣味や好きなことに興味を示さない
  • ふさぎこむようになった

徐々に意欲がなくなっていくので周りに気付かれにくく、知らない間に進行しているケースは多いです。

まとめ

今すぐできる認知症予防として、以下の5つを挙げました。

  1. 運動する
  2. 知的活動をする
  3. 他者と交流する
  4. バランスの良い食事を摂る
  5. 十分な睡眠を取る

認知症は年齢を重ねるごとに発症率が上がるため、早いうちから良い習慣を積み重ねることが大切です。

今からできることを始めて認知症を予防し、長い間健康的に過ごせるようにしましょう。

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