「楽しみながらできる認知症の予防方法はないか」「読書や国語が得意だから、漢字脳トレで頭の体操ができたらうれしい」といった理由から、漢字を使った脳トレをお探しではないですか。

漢字脳トレをすることで、脳の血流を促し活性化の期待ができ、認知症の予防に役立つとされています

本記事では、おすすめの漢字脳トレを8個ご紹介します。ゲーム感覚で楽しめる漢字脳トレで認知症対策をしながら、健やかなシニアライフを送りましょう。

漢字脳トレが認知症予防におすすめな理由

漢字脳トレが認知症予防におすすめな理由

認知症とは、記憶や計算、思考、判断、理解、学習などをつかさどる脳神経の認知機能が低下することで引き起こされる病気です。

脳の認知機能として代表的なものを8つ挙げます。

  1. 記憶力
  2. 計算力
  3. 遂行力
  4. 注意力
  5. 判断力
  6. 思考力
  7. 視空間認識力
  8. 言語能力

このような認知機能を保つには、脳への血流を促し、脳の活性化をすることが重要です。

そこでおすすめなのが漢字脳トレです。漢字脳トレをすれば、血流が増えて脳の神経細胞の接続が改善し、脳の機能維持につながると考えられています

また、漢字脳トレでは、漢字の知識や語彙を記憶のなかから思い出したり、推理をしたりする作業が含まれます。そのため、脳の認知機能である記憶力や判断力のトレーニングになり、認知症の予防にもなるのです。

漢字脳トレをおこなう際のポイント

漢字脳トレをおこなう際のポイント

認知症予防としての漢字脳トレを無理なくモチベーションを保ちながら取り組むために、意識するとよいことが3つあります

漢字脳トレをおこなう際のポイントは以下のとおりです。

  • 毎日継続する
  • 楽しく取り組める問題を選ぶ
  • 難易度に合うものに取り組む

認知症予防として脳トレをおこなう場合、日常的にトレーニングすることが重要になります。

それぞれ説明を見ていきましょう。

ポイント1.毎日継続する

認知症は、認知機能が破壊されることで、生活や仕事など日々の活動に支障をきたす病気です。

そのため、日常的に脳を活用して健康な状態にしておくことが大切です。

漢字脳トレに毎日取り組むことが脳の活性化につながり、認知症予防が期待できます。午前中や夕方、夜寝る前など実施するタイミングを決めて習慣化しやすくするのがおすすめです。

ポイント2.楽しく取り組める問題を選ぶ

漢字脳トレをおこなう際に意識するポイントは、問題に正解することではなく、ゲーム感覚で気軽にできること、飽きずに楽しむことです

友人や家族と一緒に遊べる問題を選んでみると盛り上がることができ、楽しさがより一層増すでしょう。

ポイント3.難易度に合うものに取り組む

難易度が高い問題は、正解できれば達成感が得られますが、わからない問題ばかりだとモチベーションが下がり、やる気がなくなってしまいます。

認知症対策には継続して脳トレに取り組むことが大事なので、負担が少なく、自身が楽しいと思える難易度の問題を選びましょう

おすすめの漢字脳トレ8個

おすすめの漢字脳トレ7個

漢字脳トレは、書籍やゲームソフト、アプリなどを用意しなくても手軽に取り組むことができます

問題のなかには、1人でできる漢字パズルのほか、複数人で回答できるものもあるので、グループでコミュニケーションを取りながらやってみるのもよいですね。

おすすめの漢字脳トレはこちらです。

  1. 穴埋め共通漢字クイズ
  2. 送り仮名を当てるゲーム
  3. 難しい漢字の読み方を当てるゲーム
  4. バラバラ合体漢字クイズ
  5. 漢字の対義語を当てるゲーム
  6. 共通の部首当てゲーム
  7. 仲間はずれを探すクイズ
  8. 四字熟語あてゲーム

具体的に内容を紹介していきます。

1.穴埋め共通漢字クイズ

穴埋めクイズは、二字熟語や四字熟語など、空白になっている共通の漢字が入る部分を埋めて言葉を完成させるゲームです。

例題:◯に入る共通の漢字を当てましょう。

【1】肩◯ 列◯ ◯道 ◯輪

答え:車

【2】南◯ 家◯ ◯船 画◯

答え:風

知っている熟語を思い出す記憶力や、想像力の認知機能が鍛えられる脳トレですね

2.送り仮名を当てるゲーム

選択肢のなかから正しい漢字の送り仮名を当てるゲームです。

例題:選択肢から正しい送り仮名を選びましょう。

【1】いたわる

A:労る B:労たわる C:労わる

答え:A.労る

【2】うるおう

A:潤おう B:潤るおう C:潤う

答え:C.潤う

送り仮名は意外と間違えて覚えていることもあるので、同じ問題でも期間をあけておこなうことで記憶力が鍛えられます

3.難しい漢字の読み方を当てるゲーム

難しい漢字の読み方を当てる脳トレです。

例題:漢字の正しい読み方を選びましょう。

【1】鳳梨

A:なし B:すいか C:ぱいなっぷる

答え:C.ぱいなっぷる

【2】海象

A:いるか B:せいうち C:あざらし

答え:B.せいうち

意外な漢字の組み合わせから成り立っている身近な動物の名前や、食べ物を知ることができるので知識の幅も広がります

4.バラバラ合体漢字クイズ

バラバラにされた漢字を合体させて四字熟語や熟語をつくる脳トレです。

例題:バラバラの漢字を組み立てて二字熟語をつくりましょう。

【1】口 言 玉 吾

答え:国語(こくご)

【2】言 番 羽 尺

答え:翻訳(ほんやく)

視空間認識力や発想力も大切で、頭のなかで漢字の組み合わせを考えることが楽しいクイズとなっています

5.漢字の対義語を当てるゲーム

熟語の対義語、反対語を当てるゲームです。

例題:熟語の対義語を選択肢のなかから選びましょう。

【1】絶滅(ぜつめつ)

A:生殖 B:繁殖 C:増殖

答え:B.繁殖

【2】単純(たんじゅん)

A:複雑 B:煩雑 C:厄介

答え:A.複雑

漢字がもつ本来の意味を考えると正解を導きだしやすくなるため、思考力が刺激されますね

6.共通の部首当てゲーム

部首当てゲームは、複数の漢字と組み合わせられる共通の部首を考えるゲームです。

例題:漢字に共通する部首を当てましょう。

【1】子 少 壬 市

答え:女(おんなへん)

【2】炎 舌 吾 吉

答え:言(ごんべん)

記憶力や部首についての漢字の知識が必要とされるので、漢字を紙に書きながら答えを探すと思い出しやすくなるでしょう

7.仲間はずれを探すクイズ

ひらがなで書かれた文字から共通点を見つけて、共通点に当てはまらない漢字を探す脳トレです。

例題:ひらがなから漢字におこしたときに仲間はずれになる文字を探しましょう。

【1】いも くさ き ちゃ はな

答え:木(くさかんむりがない)

【2】のむ めし もち さけ 

答え:酒(しょくへんがない)  

ひらがなを漢字におこすと、共通点が見つけやすいので漢字を思い出すトレーニングにもなります

8.四字熟語あてゲーム

空白に漢数字を入れて四字熟語を完成させたり、4つの漢字のなかから誤りを見つけたりと、さまざまな遊び方ができるゲームです。

例題:◯にあてはまる共通する漢数字を選び、四字熟語を完成させましょう。

【1】◯日◯善

A:三 B:一 C:五

答え:B.一(一日一善 いちにちいちぜん)

【2】三三◯◯

A:五 B:八 C:四

答え:A.五(三三五五 さんさんごご)

例題:間違っている漢字を探しましょう。

【1】五期一会の出会い

答え:五→一(一期一会 いちごいちえ)

四字熟語の知識が必要となるので、言語能力や記憶力が刺激されるゲームとなっています。

まとめ

これまで漢字脳トレをすることで脳の血流を促し、認知症予防によいことやおすすめの漢字脳トレなどをお伝えしました。

以下がおすすめの漢字脳トレ8個です。

  1. 穴埋め共通漢字クイズ
  2. 送り仮名を当てるゲーム
  3. 難しい漢字の読み方を当てるゲーム
  4. バラバラ合体漢字クイズ
  5. 漢字の対義語を当てるゲーム
  6. 共通の部首当てゲーム
  7. 仲間はずれを探すクイズ
  8. 四字熟語あてゲーム

さらに、漢字脳トレをおこなう際のポイントは次の3つです。

  1. 毎日継続する
  2. 楽しく取り組める問題を選ぶ
  3. 難易度に合うものに取り組む

認知症予防での脳トレは、毎日の継続が大切ですので、家族や友人と一緒に楽しみながら漢字脳トレを実践してみましょう