歳を重ねても健康でいるために、ウォーキングを始めようと考えるご年配の方は多いのではないでしょうか。一方で、初めてウォーキングにチャレンジする際にはウォーキングシューズ選びに迷ってしまう人も少なくありません。
ご年配の方がウォーキングを健康的に続けられるようにするためには、足に負担のかからない、自分に合ったウォーキングシューズ選びが大切です。この記事ではウォーキングシューズの選び方と、おすすめのウォーキングシューズを紹介します。
この記事を参考に自分に最適なウォーキングシューズをみつけましょう。
長時間歩くウォーキングを健康的に続けていくためには、自分に合うシューズ選びが大切です。次の5つのポイントを基準にシューズを選べば、自分にフィットする、歩きやすい靴を選べるでしょう。
それぞれのポイントについて、詳しく紹介していきます。
まずは、自分の足に合うサイズのウォーキングシューズを選ぶのが大切です。
サイズをあわせる際には、足の長さをみるだけでなく「ワイズ」と呼ばれる足の幅がもっとも広い部分のサイズも確認する必要があります。
縦横共にフィットする靴を選ぶことで、転びにくく、靴擦れなどをおこしにくいウォーキングシューズを見つけられるでしょう。
足の形は人それぞれさまざまなため、数値上のサイズだけでウォーキングシューズを選ぶのはおすすめできません。
実際に試し履きをしてフィット感を確かめることで、自分にもっとも合うウォーキングシューズを見つけることができるでしょう。
とくにかかと周りがフィットするシューズを選べば、かかとと靴の生地がすれにくくなるため、靴擦れを防ぐことができます。歩く際の安定感も増すため、ケガの予防にもつながるでしょう。
試し履きができるよう、ウォーキングシューズは店頭で購入するか、サイズ変更ができるネットショップで購入するのがおすすめです。
年齢を重ねると、ウォーキングシューズを履いたり、脱いだりする動作を負担に感じる場合があります。こうした動作が億劫になり、ウォーキングが続かなくなる可能性も考えられるでしょう。
ファスナー付きのウォーキングシューズのような、履きやすく、脱ぎやすいシューズを選べば、着脱の手間や負担が軽減します。
靴には2種類の呼び名の靴底があり、内側の底をインソール、外側の底をアウトソールといいます。インソールやアウトソールがしっかりとした靴は、歩行の安定性を高め、歩きやすく、また転びにくい靴と言えるでしょう。
とくに転びにくい靴を選ぶことは、ご年配の方にとってケガを予防するうえでとても重要です。靴底にもこだわってウォーキングシューズを探しましょう。
現在ではレディースはもちろん、メンズでもおしゃれなウォーキングシューズも多く販売されています。
自分の好みに合うウォーキングシューズを身に着ければ、より楽しくウォーキングを続けることができます。機能性だけでなく、デザインやカラーにもこだわってみましょう。
ここからはご年配の方におすすめのウォーキングシューズを紹介していきます。まずは女性におすすめのウォーキングシューズを確認しましょう。
それぞれ詳細を確認していきます。
LD40Vは、大手スポーツメーカーのひとつであるミズノが手がけている機能性に優れたウォーキングシューズです。
「ミズノウェーブ」という独自の波形プレートがかかとから前足部分にくみこまれていて、着地の衝撃を緩和する機能があります。
革製でデザイン性に優れているため、ウォーキングはもちろん、日常使いもできる便利なウォーキングシューズです。
HADASHIWALKER 725 (レディース)は、ハダシのような感覚の履き心地を追求して開発された、軽量でスポーティなウォーキングシューズです。足なりに屈曲しやすい「ワッフル形状」のソールが、快適な歩行をサポートしてくれます。外側にファスナーを配置しているので、着脱しやすい点も特徴です。
ソールの中央部はクッション性・反発性をあわせもつ、アシックスが取り扱う素材であるSPEVAが使われており、足のサポート機能を兼ねそろえたウォーキングシューズと言えるでしょう。
NERGIZE SPORT W WNRGS D XW1は、金具のないスリッポンのような仕様のため、着脱しやすい構造になっている点が特徴です。ファー素材の温かみのある、女性らしさを重視したデザインとなっているため、秋冬のマストアイテムとして女性のライフスタイルをサポートしてくれます。
ワイズ(足の幅がもっとも広い部分)はやや狭くなっているので、購入時には自分の足にフィットするかよく確かめるようにしましょう。
男性向けのウォーキングシューズも多数の商品があります。ここでは、おすすめのメンズシューズを3つご紹介します。
どれもおしゃれで機能性に優れたウォーキングシューズなので、ぜひ参考にしてください。
ライフウォーカーシリーズは機能性とデザイン性双方に優れたアシックスのメンズウォーキングシューズです。
アウトソールは、外側の溝を多くし、内側を少なくする構造になっているため、曲がりやすく、安定した歩行を可能にしています。
また、ライフウォーカーは複数タイプの商品があり、膝痛、および外反母趾に悩む方向けの商品もあります。店舗でスタッフに相談して、自分の症状に合うシューズを選ぶのがおすすめです。
ミズノのトレッキングシューズ(OD100GTX7)は自然散策に適しています。その一方で、デザイン性に優れており、ウォーキングシューズとしても、日常使いの靴としても利用できるシューズです。
GORE-TEX®という特殊素材を使用して、足の甲部分の伸縮性を高めています。着地時のかかとの前後方向のブレを抑える構造により、スムーズな歩行動作が可能です。
さらに、防水性に優れているため、雨天時の水をよくはじく蒸れにくい構造になっている点も特徴です。
Men’s TOPAZ(トパーズ)のコンフォートウォーキングシューズMTZ-0208は黒、ブラウンのシックなデザインがあり、見た目からシニアの男性にマッチする靴です。歩行時の支点を足の中央部に近づけるロッカーボトム構造により、歩行動作に合わせてスムーズに体重移動ができます。
撥水性に優れており、4cmの水たまりに8時間いれてもしみないというテストにも合格しました。ちょっとした水たまりに足が入ってしまっても安心です。
ケガを避けて長くウォーキングを続けるためには自分に合うウォーキングシューズ選びが大切です。
今回紹介した、5つのシューズ選びのポイントをふまえて、最適なウォーキングシューズを探してみましょう。
また、本記事で紹介したおすすめのウォーキングシューズもぜひ参考にしてみてください。
ウォーキングを習慣にして、より充実したシニアライフを送りましょう。